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登山口までが
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さて、こちらが恵那山の広河原登山口...につながる林道入口。
ここにもあります、熊出没注意の張り紙。
本当によく出るんだろうなぁ、きっと。
実はこの林道入口にたどり着くまでが大変でして。

愛知県及び東海地方に住んでいる方にはおわかりかと思いますが、恵那山はとても愛知県寄りの岐阜県にあります。
で、恵那山を越えた向こう側はもう長野県です。
つまり三県が割合、近接している場所に位置しているわけですね。
で、愛知から岐阜県方面目指して、車で中央道をばーばー走って行きますと、割と早い段階で「恵那」という地名とSAが出て来ます。
で、その次くらいに「中津川」というインターがあります。
長野方面の山に行く際には、この中津川インターから中央道を降りて、ここを起点に山にアプローチしていくことが多いです。
前回、御嶽山に行った時もそうでした。
はい、そんなわけで私、今回非常に適当~で甘~い下調べの元に、ばーばー車を走らせて恵那山へ行ったのですが、結果から言うと、それが大間違いでした。
確かに中津川インターから出て、恵那山へアプローチする登山口もあります。
前宮ルートと黒井沢ルートです。
あと、峠越えをする神坂峠ルートもあります。
ですが、私が今回登りたかった広河原ルートは、
中津川インターからではアプローチ出来ません
そのことに気がついたのは、中津川インターを降りて、恵那山の麓をうろうろうろうろ、2回3回と周回した後に、仕方なく地元の国民宿舎の方に道を尋ねた後でした。
馬鹿だ、わたし......_/ ̄¶●

この時点で、かなり時間を喰ってしまっていたので、仕方がない、今回は広河原ルートはあきらめて、前宮ルートか黒井沢ルートから登るか、と思いかけたのですが、前宮ルートはルートが長く、日帰り登山をするには健脚者向き、更には朝早く登り始めることが必須条件となるためNG。
黒井沢ルートはと言えば、そもそも今年は降雨量が多く、登山口までの林道が脆く不安定なため、通年閉鎖されていて登山不可という状態。
あぁ、やっぱり私の事前調査が甘過ぎた。
しぶしぶ、もう一度、中津川インターから中央道に乗り直して、8,649mもある長い長い恵那山トンネルをくぐって、長野県側の園原インターを降りたのでした。

しかし、悲劇(?)はこれだけでは終わりません。
園原インターから広河原口までの林道がまた...非常にわかりにくいのです。
なぜなら、広河原口まで行けるはずの山に入る道の入口に、でっかく
立入禁止
の看板が立っているのですよ。
で、工事関係者以外で許可なく入った者は、何が起こっても町では責は負わない、とか脅し文句が書かれているのですよ。
普通、入ってはいけないと思いますよね?
私も例外ではなく、そうしたらどうやって広河原口へアプローチしたらいいのだ...と途方に暮れながら、またもや麓を車で2周くらいうろうろしました。
結果、もう一度よ~く看板を見直してみたら、先程の脅し文句の下にとても小さく、手書きで「但し、広河原口からの登山者はこのまま進め」というようなことが書かれており。
も~!だったら、もう少し親切に表示しておいて!と思いつつ、車を進めてようやく広河原の臨時駐車場に車を停めた時にはもう既に午前11時半を回ろうか、というところでした。
普通、山に登る時は朝の7時とか8時くらいにはもう登り始めます。
昼には下山開始出来るくらいでなければ、天候&日照時間共に不安なので。
午前11時半というのは、あまりにも遅過ぎます。
登るのか?今から登るのか、私?と、自分の中でかなりの葛藤がありましたが...

行ける、と踏んで登り始めました。
予想タイムは登り2時間半~3時間、下り1時間半~2時間。行けるはずです。
無理そうなら途中で引き返して来る覚悟で。
駐車場で会った、朝から登ってもう降りてきた後の男の方からは
「今から登るんですか?夕方ぎりぎりかも...ヘッドランプは持っていますか?」
と、心配して声をかけて頂きました。
有難うございます、ヘッドランプ、持っています。
使わずに済むことを願っていますが。



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というわけで、先程のゲートを越えて歩き始めると、ずっとこんな林道が続きます。
この広河原ルートは、駐車場から登山口まで林道を30~40分(早足)歩かなければならないので、そこがちょっと人気のなさの原因となるルートらしい。
でも、私は林道歩き、嫌いではありません。



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紅葉はもうほとんど終わりがけ。
少し来るのが遅かったようです。
by bongsenxanh | 2011-11-07 00:59 |   -山 | Comments(0)


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