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水彩の月
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秦基博さんの新曲『水彩の月』生で聴いて来ました!
やー、もう、秦くんの生歌を聴くのは去年の6月8日(日)のGREEN MIND TOUR以来。
と言うことは、おぉ!ちょうど1年振りということではありませんか!
そんなわけで、秦くんの、生の、歌声。

『水彩の月』発売記念イベントであるのと同時に、河瀬直美監督の『あん』公開記念イベントでもあったので、秦くんだけでなく、ゲストに河瀬監督、俳優の永瀬正敏さん、原作のドリアン助川さんも来るという豪華さ!
で、これがですね、名古屋の金山アスナルという、愛知県民ならわかる商業施設の小さな屋外ステージで観覧無料で行われたのですが。
最初、ここでやると知った時には「え?本当に?」と思いました。
金山アスナルって、普段は地元の中高生なんかがコーラスとか吹奏楽とかはたまたダンスとか、ローカルな発表会みたいな感じで使っているステージで、こう言ってはナンですが、決してそんな立派なステージではないのですよ。
何せ、複合商業施設の一部なくらいですし。
そんなところで、カンヌのレッドカーペットを歩くような河瀬監督や永瀬さんや、そして何より秦くんに歌わせてしまっていいのか、と。
いや、でも、あのローカル感と小ぢんまり感が反って良かったのかも。
Liveの客席から秦くんの歌を聴いていた時より、もっとずっと秦くんが近かったです(心底嬉しかった…)。
私の近くにいた若いお父さんが、お子さんを肩車して「ほら、見える?あの白いシャツを着ているお兄さんだよ」って秦くんのことを教えてあげてるのも、何か温かくてほんわかして良かった。
会場は関係者とマスコミを除いて写真撮影禁止だったので、秦くんのマネさんが公式で上げてた写真から、こんな感じ。
水彩の月_a0054163_029549.jpg
すごい人ですね。はい、すごい人でした。
私はイベントの30分くらい前から待っていたのですが、1階の結構前の方で見られました。
むしろよく見える2階、3階の通路の方が競争率が高かったかも。

で、トークイベントは少し置いておいて、本命の秦くんの歌は…ものすごく良かった。
何て言うんだろう、心の奥底まで沁み入ってくる感じで、両目がうるうるしてしまいました。
思わず、ぐっとこらえてしまったのだけれど、河瀬監督が「我慢しなくていいんです」って言っていて。
そう言う河瀬監督は、大サビのところからご自分も歌詞をなぞっていらっしゃって、秦くんが歌い終わった時には涙を拭っていらっしゃいました。
「涙は温かいから」ともおっしゃっていて。
感性の豊かな監督さんなんだなぁ。

正直なことを言ってしまうと、私、『ひまわりの約束』は、今一つピンと来なかったのです。
いえ、もちろんいい曲なのですけど、ちょっと私の好きな曲とは違うなぁ…と。
去年のGREEN MINDの時にお披露目で生で聴いて、秦くん自身がドラえもん映画のための宛書だと話していたのも知っていて。
それとは対照的に、今回の『水彩の月』は、私の好きな秦くん、どんぴしゃだな、と。
ど真ん中に直球のどストライクを決められた、そんな感じ。
大サビの後の最後の

話せなかったことが たくさんあるんだ
言葉じゃ足りなくて


というところで、ぐぐっとこみあげてくるものがあります。
公式でPVも上がっています。
こちらのPVも河瀬監督が撮ったものなのですが、撮影が大変だったと、いろんなところで秦くんが愚痴っております(笑)



ところで、初めにゲストがステージに出て来た時の、永瀬さんが登場した時の"只者じゃないオーラ"が凄かったです。
会場からも「おぉっ」みたいなどよめきが上がっていましたが。
秦くんがそれについて後から、「僕は、永瀬さんが登場した時のどよめきに、ちょっと嫉妬を覚えました」とか、本音綯交ぜで笑いながら話していました。
でも本当、それくらいに永瀬さんのオーラ、普通じゃなかったです。
前から好きな俳優さんの一人ではあるけれど、近年ますます渋味が増していますね。
水彩の月_a0054163_0572882.jpg

こちらは河瀬監督が最後に「皆で写真を撮っていいですか?」と言って、監督のスマホで撮ったもの。
「皆さん、これ、拡散して下さいねー」とおっしゃっていたので、upしてもOKでしょう。
河瀬監督が秦くんの魅力について、「さっき、「かわいい」とか言って誤魔化しちゃいましたけど、でも秦くんは歌っている時が一番凄いじゃないですか。すごく真っ直ぐで」とおっしゃっていたのも、うんうん、その通り、と。
秦くんはMCも面白いのだけれど、やっぱり何より歌が尋常じゃなく上手くて、そして真っ直ぐにこちらの心の中まで届く。
あと、監督が映画の主題歌を秦くんにお願いした時の話も面白かった。
去年のイベント"シンクロニシティ"の打ち上げの時か何かで飲んでいた時に、秦くんが焼酎5杯目に行った時を狙って「映画の主題歌を作ってほしいんだけど」と持ちかけたとか。
いい塩梅に酔ったところを狙ってか!
この時監督が着ていたオーバーオールも、秦くんが監督にプレゼントしたものだそうで、二人、仲良しなんですねー。
(監督は「あんまり言うと、刺される…」とか言っていたけど)
映画『あん』にまつわるトークも色々興味深かったので、いずれ観に行こうと思います。

秦くんの次のLiveも早く行きたい。聴きたい。
今年中には実現するでしょうか。来年かな?
by bongsenxanh | 2015-06-07 23:16 | 音楽 | Comments(0)


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