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『剱岳 点の記』
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昨年のGW頃にBSで放送していて録画したままになっていたものを、今頃になってようやく観たのです。

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こちらね。


明治末期、日本陸軍が軍事力強化のためにと急ぐ日本地図の完成に向けて、最後に残された日本海側の北アルプス、前人未到の剱岳の測量に命懸けで挑んだ男達の物語。
新田次郎原作作品。

いや―――、かねがね、一番最初にその山へ足を踏み入れて道を作った人達はなんて凄いんだろう…と畏敬の念を抱いていたのですが、まさにその"最初に山へ足を踏み入れた人達"の話です。
しかも、その足を踏み入れる山は、あの剱岳
魔の山ですよ。
この作品の中では「死の山」と呼ばれていますが、まさに。
これ、少しでも山を歩いた方ならおわかりになるかと思いますが、この映画を撮るということは、想像を絶する様な過酷なロケを敢行しなければいけないということで。
スクリーンの中に描かれているのを遥かに上回る壮絶さだったことが、容易に窺われます。
それの証拠に、どうも本作よりも、この作品のメイキング作品の方がよっぽど見応えがあって面白いとか何とか…。

劔岳 撮影の記 標高3000メートル、激闘の873日 [DVD]

それはさておき。

この作品を観始めてすぐ、

あ―――、私やっぱり、
浅野忠信が大好きだ―――!!!
と思いました。
いやもう、剱より何より、そのことを思いました。すみません。
何なんでしょうね、この俳優さんの存在の仕方は。
そこに立っているだけで、佇んでいるだけで醸し出される迫力の様なものは。
それでいて演技している気配が漂って来ないと言うか。
どうにも上手く言い表せないので、あとは映画を観て下さい。

共演の香川照之さんも非常~~~に!良かったです。朴訥で。

浅野さんも香川さんも、山登ラ~でも何でもないのに、この撮影のために剱岳と下界を何往復もしたんだよなぁ…凄いなぁ、役者さんって。

他にも皆さん、良かったのですが。
唯一、宮崎あ●いちゃんだけが残…もごもごもご。
あのー、ファンの方には本当に申し訳ないのですが、私、未だかつて彼女の演技や在り方を良いと思ったことがほとんどなく…とりわけ、私の好きな作品や硬派作品には出来れば遠慮していただければと思うことも多く…もごもごもご。
硬派作品ではないけれど、三浦しをんちゃんの『舟を編む』の時にも、どう考えてもあの役は彼女の役ではなく…もっとたおやかでしっとりした純和風美人な女優さんに演じてもらいたいなぁ、と。

話は逸れましたが。
これを撮影しようと思った木村大作監督は凄いなぁと思い。
(そう言えば、前に機内で観て割と良かった『春を背負って』も木村監督作品だった。あれも撮影は立山でしたね)
画像的な凄さと同時に、この原作を書いた新田次郎氏の凄さもまた、改めて感じた新年第一作でした。
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by bongsenxanh | 2017-01-11 01:44 | 映画 | Comments(2)
Commented by Kcouscous at 2017-01-12 22:38
ふっふっふ。でしょう、でしょう〜。
なんてったって浅野忠信です!
本当にメイキングはとても面白いので、もしDVDに本編といっしょに入っていたらぜひぜひ見てください。山に登るひとならなおさら面白いと思う。
この映画の音楽は仙台フィルが演奏していて、私のチェロの先生が「昨日は剣岳のしごとで…」なんて言っていたので、それで逸早くこの作品のことを知ったのでした。いや〜、ふえさんが見たとはよかった^^
Commented by bongsenxanh at 2017-01-14 01:39
♪Kcousさん

ふっふっふ。やはり忠信好きのKcousさんは観ていらっしゃったんですね、この作品。
忠信、本当に良かったですよねー、それだけに妻役がもう少し何とかならなかったのかと…ごにょごにょごにょ。
公開当時、あまり話題に上らなかったのか、私はノーチェックだったのですが。
メイキング、ぜひぜひ観たいのですが、なかなかレンタル屋さんで置いていないのですよねー。
でも必ず探し出して観てみます。山登ラ~としては観ずんばなりませぬ!
そうそう!これ、既存の音源を使わずに生音録音をしたのですよねー、どういう経緯で仙台フィルに白羽の矢が立ったのかは存じませんが(剱岳があるのは富山県ですものね)、あの雄大な風景にオケの音、しっくりはまっていて良かったですね~^^


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