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少し切ない。
車を運転していた時にFMから流れてきたレミオロメンのナンバーにぐぐっと引き付けられて、すぐにCDを買って聴くようになって、どっぷりどっぷりハマッて、ライヴに行ったりもするようになって、それからもう一年以上が経つ。その間に彼らはアルバム『ether』でセールスを伸ばして、更に先頃のドラマのタイアップで一気に知名度を上げて超売れっ子になってしまった。
最初の頃には周りのいろんな人に「レミオロメンはいいっ!!」と言いまくっていて、「聴いて聴いてぜひ聴いて!!」と宣伝しまくっていて、それでも「レミオメロン?」とか「ロミオレモン?」とか聞き返されたりして、なかなか名前も覚えてもらえなかったりしていたのに・・・最近のこのブレイクぶりは隔世の感がある。
それはもちろん悪いことではないけれど・・・。でもなんだか少し違和感があったりして。
ドラマのタイアップ(ドラマ、全然観てなかったのでどんな使われ方をしていたのかも知らないけれど)でファンになった人って、ドラマで使われていた曲しか知らなかったりする。『粉雪』はもちろんいい曲だと思うけれど、でももっといい曲が彼らにはたくさんあるとも思う。藤巻くんはもっと深い詩の世界を今までにも創り出してきたし、楽曲も藤巻くんが作ったものだけではなくて啓介くん(ベースの人です)が作った曲でもいいものがいっぱいある。もちろん、ドラマから入って深く深くレミオロメンを好きになってくれる人がいることも理解できるけれど。
一方で、「レミオロメンは『粉雪』しか知らないけどぉー、でも好き~」という声をちょくちょく耳にすることもあって少し複雑な思いがする・・・・・・のは私の心が狭いのかな。更にそういうファンのおかげでライヴのチケットが取り難くなってしまったことを「迷惑だな」と思うのは、やっぱりわがままなのかな。
一過性のファンは所詮一過性のものでしかないことも、わかっているつもり。それでも、ブレイクなんてしない頃の方が良かった、なんてふっと思ってしまったりするのです f ^^;
そんな思いを抱えつつ、木曜日にライヴに行って来ます。
by bongsenxanh | 2006-01-30 21:14 | 音楽 | Comments(0)


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