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Sunset...
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「美術館の中ばっかりでつまらな~い」という声が聞こえて来るような気がしたので(空耳であることを願いますが)ちょっと外へ出てみましょうか。
MoMAが閉館して外へ追い出された後、マンハッタンのビルの谷間の西の空から、今まさに沈んでいく太陽の光が射していました。まばゆい、日没の光。私以外の観光客も皆さん立ち止まって「WOoow!!」「Beautiful!!」と口々に声をあげて写真を撮ったり、恋人と肩を組んで眺めたりしていました。時刻は8:15p.m.くらいだったでしょうか。サマータイム(秋・冬よりも1時間、時刻が早くなる)のNYの日の長さを改めて実感しました。
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by bongsenxanh | 2006-06-30 01:48 | 美術 | Comments(2)
まだまだマグリット
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こちらもマグリット。
『The Palace of CurtainsⅢ』(1928-29)
マグリットの好きな雲の浮かぶ青空ではない、くすんだ曇り空を映す鏡と、「ciel=天」と書かれたパネルが並ぶ壁。かわいいのか、怖いのか、鬱屈したマグリット本人の気持ちを表しているのか...観ている者を謎へと誘う1枚。この作家は、鑑賞者を惑わせるのが本当にお得意です。
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そしてこちらは『The Lovers』(1928)
この作品、観た瞬間にぞくっとしました。布で顔を覆ってキスする二人。タイトルからして恋人同士なのでしょう。・・・けれど。布で顔を隠してキスするという異常性。キスをするという行為を敢えて意味のないものにさせるその意図。理由。禁忌の恋なのか。はたまた確信犯の背徳の行為なのか。マグリットはそうしたことを鑑賞者にほいっと投げて委ねた後に、自分は絵の向こうでパイプでもくゆらして"知らんふり"を決め込んでいるようなところがあります。
予備知識(?)として。マグリットは14歳の時に母親を原因不明の自殺で亡くしています。川への身投げでした。1週間(2週間だったかな?)後に引き上げられた母親の遺体の顔には、ナイトガウンが巻き付いていたそうです。少年マグリットの心に、それが何らかの影を落としたであろうことは想像に難くありません。
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by bongsenxanh | 2006-06-29 02:55 | 美術 | Comments(4)
『The Empire of LightⅡ(光の帝国)』
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こちらもマグリット。こんなファンタジックでかわいらしい絵も...と思うのですが、やはりそこにはどこか狂気がほんのりと漂っていて...。明るい青空と、闇に沈む家並みと森。
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by bongsenxanh | 2006-06-28 01:46 | 美術 | Comments(2)
『The False Mirror(偽りの鏡)』
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Rene Magritte(ルネ・マグリット/1898-1967) ワイエスの後でこれをどどーんと出すとちょっとびっくりされるかもしれませんが。マグリットもまた、私の好きな作家の一人です。シュルレアリスムの作家ですが、ダリほどの強烈過ぎる狂気の光は放っていません。その生涯も、ダリのようなパラノイアな面や奇行からは程遠く、銀行家のようなスーツに山高帽といういでたちを崩さず、台所の片隅にイーゼルを置き、キャンバスに向かう、"小市民"なものであった...ということです。ただ。この方はきっと、そうした現実に身を浸して"小市民"を演じながら、心の中ではいつも狂気の巨大なナイフのエッジを裸足でぺたぺたと歩いていたのだろう...と私は勝手に思っているのです。たぶん、慎ましやかな現実生活を送ることで、その自分の狂気を暴走させずに紙一重のところでつなぎとめていたのではないか、と。ダリがスペイン出身なのに対して、マグリットはベルギー生まれ・ベルギー育ちというお国柄や国民性も関係しているのかもしれません。ちなみに、マグリットの作品とダリの『記憶の固執』、MoMAでは同じ展示室に飾られています。
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by bongsenxanh | 2006-06-28 01:42 | 美術 | Comments(2)
Andrew Wyeth
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お好きな方も多いのではないでしょうか。アンドリュー・ワイエスの『Christina's World』。私は中学生くらいの頃からワイエスの描く絵が大好きです。母には「若いのに地味で暗い絵が好きだねぇ」と言われましたが。好きなんです。特にワイエスがよくモチーフにしている、少し悲しげで眠そうな顔をした犬が好きです。こちらは、ワイエスが彼女の生涯を長年にわたって描いたChristinaという障害のある女性の姿。
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by bongsenxanh | 2006-06-27 01:37 | 美術 | Comments(10)
新生MoMAへ駆け込み
a0054163_2192088.jpg到着初日、ちょっとお昼寝...のつもりが寝過ごしてしまったので、仕方なくささっとシャワーだけ浴びてこざっぱりして、MoMA(The Musium of Modern Art/NY近代美術館)へ駆け込みました。閉館時間まで30分のみ。とってももったいないのですが。でも金曜日の16-20時は入館無料なので、ともかく行くのです(ちなみに入館料は20ドル。他の美術館の相場は12~15ドルなのでちょっとお高め)。
私が前にMoMAに来たのはもうかれこれ9年前(改築前)のことなので、かなり久し振り。時間がないので、絵画セクションにだけ的を絞って観ます。きっと私に造詣が足りないんだな...と思うのですが、今ひとつ、空間の中に不思議なオブジェがぶら下がっているだけ、とかの現代アートは理解が難しいものなので...。
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by bongsenxanh | 2006-06-26 02:32 | 美術 | Comments(0)
第一食め!
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NYへ到着しての第一食めはこれでした。アボカドとトマトのサンドイッチ!ちょっとヴェジタリアンな感じ?いつもなら着いてすぐとろけるチーズとプロシュートのパニーニとかでも大丈夫なのに、今回は暑さのせいか、重いものはちょっと胃が受けつけなさそうな感じだったのです(アボカドも十分カロリー高いですけどね)。これを食べて小1時間ほど寝たら、チケット取りに行くかMoMAに行くかしようと思っていたのに、携帯電話のアラームをセットミスして寝過ごしてしまいました。あぁ、せっかくの旅先の時間がもったいない...。
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by bongsenxanh | 2006-06-25 04:28 |   -NY'06 | Comments(0)
ぅおん!
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今回の旅で私が一番最初にじゃれた犬くん。ワイマラナーかな。こんなにいかつい顔をしていながらとってもフレンドリーで、私がのこのこ近寄って行ってなで始めたら、すかさず「ここも!ここも!!」と言ってべろ~~~んとお腹を出して"服従のポーズ"を・・・(笑) 激しくなでてあげましたよ、もちろん。黒人のお兄ちゃんが連れていたのですが「ハァッハッッハァー!! He's STUPID!!!」と笑いながら言いました。いやいや、おりこうさんよ、彼は。お礼に私の腕を付け根から指の先まできれい~にべろんべろんに舐めまわしてべとべとにしてくれましたし(笑) NYの犬は人懐っこい。
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by bongsenxanh | 2006-06-24 02:08 |   -NY'06 | Comments(2)
初めての夏のNY
今まで秋~冬のNYにばかり行っていて、夏のNYを知らなかった私。今回、初めての夏のNYでした。夜の8時を過ぎてもまだ明るくて、9時近くなってから黄昏時を迎える日照時間の長さにびっくり。
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夕方、ドレスアップして歩いてお出かけする二人。どこへ行くのでしょうか。ウェディングシーズンなのか、私の滞在中だけでもあちこちでウェディングパーティを見かけました。
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by bongsenxanh | 2006-06-24 02:00 |   -NY'06 | Comments(0)
帰って来ました。
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帰りの便はこういうお席でした。J○LがOBを出すか出さないかの瀬戸際だったようで、約半年で3往復している私はすんなりアップグレードでした。疲れた帰途の13~4時間が横になって眠れるお席なのはありがたいですね。あーろんの歌を一度しか聴けなかった私を神様が憐れんでくださったのかもしれません。うーん、総括すると、無理して行ったわりには消化不良の部分も多かった旅のような気がします。ま、でも終わりよければすべて良し、なのかしら?
明日からまたぼちぼちと旅メモや写真をupしていこうと思います。おつきあいくださいませ。
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by bongsenxanh | 2006-06-23 04:09 |   -NY'06 | Comments(0)




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