<   2016年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧
『永い言い訳』
a0054163_21302613.jpg
水曜日の夜に、こちらの映画を観て来ました。

詳しい内容は知らずに、西川美和監督だということと、本木さんが深津絵里ちゃん演じる妻が亡くなっても何も感じないダメ男だ(しかも、妻が亡くなった時に他の女と情事の真っ最中だった)という設定だけを知って、観に行きました。

いや―――、そういう前知識を持ってはいたけれど、実際に観てみて、本木さんは聞きしにまさるダメ男でした(あ、役の上で、ね)。
こんなにも男として最低過ぎる男っているのか、という(しかし、世の中には沢山いるのよね、実際に)。
本木さんが監督と一緒に出演したTVのインタビューの中で
「今まで演じたどの役よりも素の自分の性格に近い、決められなくてどっちつかずの、ダメな人間」
みたいなことを話していて、監督も本木さんはそういう人だ、という様なことを語っていたけれど。
うん、確かにそうなのかも。
今まで観た"立派な人"を演じているどの本木さんよりも、本木さんらしさが出ていると言うか、無理に演技していない自然な感じの本木さんでした。

また、本木さん演じる人気作家のマネージャー役・池松壮亮くんも嫌~な感じなのですよね。
映画中で、本木さんと同じく事故で妻を亡くした竹原ピストルさんの子ども二人を本木さんが面倒を見るようになるのだけど、それに対して池松くんが「まー、育児って、わかりやすい贖罪ですもんね」みたいな台詞を言うシーンがあるのですが、それがもう、嫌な奴度高くて高くて。
池松くん、演技力があるがゆえなのでしょうけど、どの役で見ても嫌な奴にしか見えない(^^;)
私が彼を特に「この人、嫌だ」と思ったのは、映画版『紙の月』でしたっけ。
宮沢りえちゃんが主演した方のね(TV版の方が原田知世主演)。
池松くん、そう言えば私、彼のヤング・シンバも観ているような気がする…。

ちょっと話が逸れましたが。
改めて、西川美和監督は、人が普段は人に見せないようにしている人間の嫌なところ、汚いところを「これでもか!これでもか!」とえぐり出して見せる監督さんだなぁ…と思いました。
『ゆれる』の時にもつくづくそう思ったし、『ディア・ドクター』の時は少しはユーモラスで緩和されていたけれど、それでもやはりそういうところはあるし。
今回、観ている途中で、何だか『そして父になる』を彷彿とさせるような色彩を持っている映画だなぁ…と感じたのだけれど、最後のエンド・ロールのクレジットを見て納得しました。
原案(?)が是枝裕和監督だったのですね。
そして、知らずにいましたが、西川監督はそもそも最初、是枝監督の元で修業を積んだ人なのですね。
納得、納得。

自意識が強過ぎて人にいい恰好ばかりしようとする、そのくせ狡くて卑怯な小さい男が、幾多の苦難を乗り越えて最後には"善人"になりましたとさ、みたいなお綺麗過ぎる物語ではなく、最後にもやはりほろ苦さの残る終わり方をするのが、西川監督らしい映画でした。
あ、そうそう、物語の終盤の重要なシーンで手嶌葵ちゃんが歌う『オンブラ・マイ・フ(Ombra mai fu)』が流れるのだけれど。
これ、オペラの中で王様が自分の国の領土を見渡して、「おぉ、わが愛しき木陰よ、優しき木陰よ」みたいに歌うアリアなのですよね。
監督がどういう意図であの場面にこの歌を宛てたのか、わかりませんが、私にはすごく皮肉に聞こえてしまったりしたのですが…。
またね、葵ちゃんのあのウィスパー・ヴォイスで歌われたりするものだから尚更ね。
それとも単に教会に響く讃美歌の様な、癒しの歌として使ったのかしら?

で。
今回のこの映画の中で、一番の熱演賞を、私は子役の藤田健心くんにあげたい。
素晴らしい演技でした。
[PR]
by bongsenxanh | 2016-10-29 22:19 | 映画 | Comments(0)
今回の大物
a0054163_22573613.jpg
先日の台北で買った大物。
全く買う予定などなく、迪化街の問屋街を歩いている時にふらりと入った洒落たギャラリーも兼ねたお店で一目惚れして買ってしまったもの。
迪化街はここのところ、昔ながらの倉庫を改装したお洒落なお店が急速に増えているそう。
銅に細工が施され(彫銅とでも言うのかしら)、そこに更に七宝の業が施されています。
小さなトレイの様になっているのが蓮の葉を模った様になっていて。
杯は、冷酒をいただくには少し大きいサイズ。

a0054163_2321448.jpg
角度を変えて。
一点一点手作りの、一点物の芸術品なので、台北で買うものとしてはやや立派なお値段がしました。
人によっては、これにそんなに価値を見出さないのかもしれないけれど。
私にはとても魅力的で、どうしても家に持ち帰らずにはいられませんでした。
最初、杯は中国茶を飲むのに…と思ったのだけれど、七宝の性質もあり、銅が熱を持つこともあって、それには使えない。
やはり冷酒または冷茶でもいただくのに。

a0054163_238477.jpg
この、蓮の葉のトレイの銅に施された、葉脈ひと筋ひと筋の細工が本当に繊細で美しくて。
重ねられた七宝の淡い薄緑色も得も言われぬ綺麗さで。
後さき考えずにサッ!とカードを差し出して速攻即決で買い求めた自分は、誤っていなかったと思うのです。
[PR]
by bongsenxanh | 2016-10-25 23:10 |   -台湾・台北 Oct'16 | Comments(0)
またまた備忘録
今週のマツコの『アウト×デラックス』はヨシオ出演ですよ!!!
皆さま、お見逃しないように。
ヨシオのが見られるかもしれません(笑)
つか、ここのところ、TVの露出多いですね。

♪闇が広~が~る~~~ (違うって)

10月27日23:00~ フジテレビ系列で。
Don't miss it!!!!!

[PR]
by bongsenxanh | 2016-10-25 22:53 | 観劇周辺 | Comments(0)
エリザベート…
a0054163_1595786.jpg
何て言うのか、放心していて、なかなか書けずにいるのですが…とりあえず、私が観た最後の回のキャストボードをup。
もう、マリオフランツだけのために行ったと言っても過言でないくらいの勢いで、行きました。
でも、初めて観る城田トートも楽しみではあったのです。
城田トートは…うん、ヨシオとは全然違う存在のトートで、本当に死神で。
また、書きます。

あぁぁ、ここのとこマリオフランツのことばかり考えていて、廃人になりそうです。
思わず来年のクリエ・ミュージカル・コレクションⅢのチケットもポチッちゃったし。
勢い余ってファンクラブにまで入りそうな…あと一歩のところで踏みとどまっておりますが。

とにかく、書きます。
[PR]
by bongsenxanh | 2016-10-24 01:37 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(0)
台湾物産
a0054163_1304348.jpg
今回の台北で買ったものもの。
相変わらず、自分の欲しいものばかり買っております。
まずはパイナポー・ケーキ。
前回、食べ比べなどをやったのですが、やはり私はここのパイナポー・ケーキが一番好き。
桂徳糕餅のもの。
いつもはパイナポーしか買わないのですが、今回、同行の中国語堪能のお姉さんに「クランベリーとかも結構美味しいよ」と言われ、クランベリー、梅、チェリーなども買ってみました。
でもやはり、パイナポーが一番好きだな。
人に配ったりして数が減っておりますが、実際にはもっといっぱい買いました。

a0054163_1342796.jpg
微熱山丘のも買いました。
うふふ。
10月の今は夏のパイナポーになるからか、中の餡が割と甘めです。
ここのは素材もパイナポー100%にこだわっているそうで、旬のパイナポーを使うので、季節によって餡の味が変わるのです。
2月に買った時のものは、もっと酸味がありました。
私は冬の酸味の強いパイナポーのものの方が好みかな。

a0054163_1365449.jpg
で、じゃじゃん!!!
干しマンゴーも買って来ましたよ!
ちゃんと台湾産のものを。
台湾でお土産用として売られているものでも、フィリピン産の輸入ものとか混ざっているので要注意だそうです。
こちらは迪化街(ディーホアジエ)で買いました。
しかもこのお店は無糖のものと有糖のものを両方置いていました。
他のお店はどこも有糖(砂糖や蜜で煮込んで干したマンゴー)のものばかりで、なかなか無糖のものは置いていなかったのです。
同行のお姉さんによると、きちんと台湾産愛文マンゴーの本来の味を味わいたいなら、断然無糖がお薦めとのこと。
うーむ、やはり先達はあらまほしきことなり。

a0054163_1434991.jpg
そして干し舞茸(平茸?)と干しエリンギもね。
前回、干し冬菇を買ったお茶屋さん(吉軒茶語)で、またあの干し冬菇が欲しかったのですが、今はもう売り切れてない、と。
今度いつ入るのか尋ねたら、来年収穫して作る2~5月頃かな?とのこと。
そう、あの美味しかった干し冬菇は、このお店のオリジナル・プロデュースのものなのでした。
ディーホアジエでも干し冬菇と干し舞茸買ったのですが、見た目・味ともにこのお茶屋さんの干し冬菇にはとても敵わなくて。
このお茶屋さんの商品のレベルの高さを改めて感じました。
来年また、買いに来よう。
え、また来年も来るの?私?
[PR]
by bongsenxanh | 2016-10-24 01:30 |   -台湾・台北 Oct'16 | Comments(0)
備忘録
自分用の備忘録の意味も込めて。

本日10月20日(木)10:50p.m.~
NHK SONGS 井上 芳雄


ですよ!
忘れずに。

そして。
台湾から帰って来たところでバタついていますが。
降ってきたチケットで、マリオフランツ観納めに行ってまいります。
ヨシオはもういなくなっちゃったけどね、いいの、マリオがいれば。
そして実は初めての城田トート。
ちょっと楽しみ。
ああぁ、でもともかくマリオなのだわ。
あの切なくて可哀想な全力投球のフランツを観て来ます。
撃ち抜かれて来ます。
[PR]
by bongsenxanh | 2016-10-20 01:15 | 観劇周辺 | Comments(4)
感動朝ご飯
a0054163_020380.jpg
台湾から無事に帰って来ております。
というわけで、まずは今回一番感動したご飯を。
鹹豆漿(シェントウチァン)。
豆乳が熱せられて酢と塩で味付けされて、おぼろ豆腐の様な、くみ上げ湯葉の様な。
ものすごくやさしい味で、それでいて絶妙な塩気が何とも言えず、朝の舌と胃にとっても嬉しい。

a0054163_0221530.jpg
蛋餅(ダンピン)も頼んで、更に知らない日本人のお姉さんから「食べきれないから、良かったら食べてください」と小龍包までいただいてしまった。
一人で旅されている方の様で、ありがたく頂戴した。

a0054163_023560.jpg
揚げパンみたいなのが入っているのかな。
幸せ過ぎる朝ご飯。
こういうのが日常的に食べられる台北市民っていいなぁ。
[PR]
by bongsenxanh | 2016-10-19 00:25 |   -台湾・台北 Oct'16 | Comments(0)
久々に飛び!
結局、エリザベートのことも山のことも書けないままですが、ちょっと週末台湾へ行って来ます。
今回は中国語の堪能なお姉さんと一緒なので(現地集合現地解散)、楽しみ~。

と言いつつ、心はマリオのことばかり考えております。
マリオ、1幕最後のシーン、涙を浮かべながらシシィのことを見つめていたのですよね。
"私だけに"のリプライズのところ。
あれが私にはマリオフランツの本質だと思えて。
DVD買うつもりなかったのに、買っちゃおうかなぁって気にまでなっています。
東宝さん、DVDキャストの組合せばっちりよ。
ヨシオverの方がマリオフランツで、成河さんもいて、たつきさまゾフィーじゃない。
完璧だわ。

と、そんなことを考えながら、台湾です。
[PR]
by bongsenxanh | 2016-10-15 08:14 | 観劇周辺 | Comments(0)
『エリザベート』…again
a0054163_0282266.jpg
初日の記録も書けていないのに、余韻も冷めきらないままに、また観て来ました。
いえ、手元にあるチケットがね、そういうスケジュールだったの。
ヨシオ、名古屋公演は今週中(週末の土日まで)しか出演しないから。
今週中が勝負というわけで。
それに破壊力シシィの回は避けなきゃいけないから、必然的に観る回は限定されるわけで。

あ、キャストボードが激しく手振れっているのは、ガラケーで急いで撮ったせいです。ごめんなさい。
そもそも平日の18:15開演なんていう無理過ぎる時間に間に合わせるために、仕事もやり切らない内に慌てて職場を出たせいで、職場のデスクの上にディヴァイスを置き忘れて来たという体たらくで。
でも、そのおかげか、開演にちゃんと間に合ったんです。

で!
あのー、あのー、あのー…。
私、今日の朝からずっと、「あぁ、今日はマリオフランツに会える…マリオフランツのあの声が聴ける…」と、何だかそわそわして、ふわふわ宙に浮いている様な気分だったのですが。
どうしちゃったの、わたし?
楽しみだったのはヨシオのはずなのに。
いえ、もちろん、ヨシオが楽しみなのですが。
でも、気づけばマリオフランツのことを考えてふわぁ~んとした笑顔になっているという…。
幕が開いても、なんだかずっとオペラグラスでフランツの姿ばかり追っていて。
オペラグラス追いかけ率は明らかにヨシオよりも高かった様な気が。
あの渾身の力でシシィlove!な一途なマリオフランツが気になって気になって。
そしてなんだか可哀想で切なくて放っとけない感じで。
私、そんなにマリオフランツ好きだったのかなー。
去年の夏はそこまでとも思わなかったのになー。
「うん、安定していて、無難」くらいにしか思っていなかったのに。

更に更に。
今日のカーテンコールでは、またもやヨシオがマリオの背中に手を当てて、二人だけの間でヨシオが何か囁いていたのですが、それを聞いたマリオがものすごく破顔して満面の笑い顔になっていて。
それがもう、気になって気になって。
ヨシオ!一体、何を言ったの?!
マリオをあんなにも笑顔にさせたのは、何?!!
仲良いんだなー、二人。
それにマリオ、最後にキャストが客席に手を振る時に、マリオだけが"皇帝"然として、ぎりぎりまで手を振らず、幕が下りる直前にだけサッと右手を掲げて、左右に揺らさずに民たちに謁見するみたいなロイヤル挨拶だったのが、私には妙~~にツボで。
惚れたのか、私、マリオフランツに?
でも、歴代フランツを観て来て、あんなに愛してくれるフランツになら嫁いでもいいか(何様?)、と思ったのはマリオが初めてです。
やばい。
そういうことなのか?そうなのか?

ヨシオが今週で終わりだから、公演期間後半のチケット、全然持っていないのですが。
マリオフランツを観るために、チケット取りに行っちゃったらどうしよう。
あ、でも、破壊力シシィは絶対に避けよう。
で、ルキーニはやっぱり成河さんじゃなきゃやだ。
(今日はすごく物足りなかった)
なんて言っていたら、公演回があまり選べないじゃないか。

記録はまた後日上げます。
あ、でも今週末は日本にいない。
[PR]
by bongsenxanh | 2016-10-13 00:53 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(0)
天空の苔庭園
a0054163_22285399.jpg
すみません、『エリザベート』名古屋公演初日について「また明日」とか言っていたのに、本日は朝から山へ行ってしまいました。
またもや鈴鹿のイブネ、クラシです。
1,000mを越える世界に広がる日本庭園が好きで。
今日は久し振りの山だったのに、20km近くも歩いてしまい、しかも先月の長雨と連続台風攻撃のせいで登山道が流されていたり崩壊していたりする箇所があって、一部ロストルートをして、無駄にバリルートを歩き、無駄に体力を消耗したりしたので、ひとまず寝ます。
体力回復したら、また。
雨上がりだからか、今日は山に入っている人の数が少なくて(と言うか、私と同じルートを歩いている人がほとんどいなかった)、熊が出るかも…とどきどきしたので(鹿には遭った、何頭も)、熊よけに歌を歌いながら歩きました。
ずっとずっとエンドレスで『エリザベート』"魂の自由"でした。
精神病院のシーンの最後で歌うナンバーね。
自分でも「山の中歩きながら、なんでコレ…」って思ったけれど。
[PR]
by bongsenxanh | 2016-10-10 22:37 |   -山 | Comments(0)




AX