Now in Bloom!!
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せっかく桜が満開になったと思ったら、その日からずっと菜種梅雨が続いてしまっていますが。
我が家では家の中で、こんな桜が咲き誇っております。
仕事関係で頂いた花々の中に、枝ぶりの立派な八重桜。
桜はソメイヨシノ!と思っていたけれど、こんな桜色の濃い八重桜も好いものですね。

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夜の玄関で撮ったので、自然光ではない写真になってしまっていますが。
こんな風に豪華絢爛に花たちが玄関を賑わせています。
八重桜は背丈が伸びていて、とても画面に収まり切っていません。
大きな白百合に、黄色とピンクのアルストロメリア、ピンクのガーベラ、白いコデマリ。
黄色いピンポンマムがちょっと珍しい。
4月の日々は慌ただしく怒涛の様に過ぎて行きますが、朝に晩に、この花たちが心を潤してくれます。
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# by bongsenxanh | 2017-04-13 01:19 | 日常雑感 | Comments(0)
『オペラ座の怪人』―横浜ちらりと
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全然記録を残せていないのですが、実は先週土曜日にこれを観て来ておりまして。横浜で。
節操ないでしょ(笑)
この前週にはBWでばーばーファントム&Aliクリスティーヌを観て来たばかりだと言うのに。
私の行動パターンを知っておられる方には「この人、横浜行かないのかしら」と思っておられた方もいらっしゃるかと思いますが、えぇ、もちろん、3月25日に開幕した以上は、早々に行くに決まっているではありませんか。
というわけで、冗談みたいな4月1日エイプリルフールに観て来ているのですが、何しろ未だNYの観劇記録も書けていないので、こちらの方も手つかずのままでした。
今週中にでもぼちぼち書きます…たぶん。
名古屋であれだけさんざん観たのに、まだ観るのか?とも思われるかもしれませんが、だって名古屋終盤になって突然「わたし、もしかして涼太ラウル好きだったのかも?」と遅まきながら自分の気持ちに気づいてしまったので、横浜だって行くしかないのです。
涼太ラウル、横浜では四番手ラウルらしくて、どうも出番なさそうだけど(泣)

主要キャストだけ書いておくと、佐野ファントム、苫田クリスティーヌ、神永ラウルでした。

ひとまず、佐野ファントムに振られなくて良かったです。
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# by bongsenxanh | 2017-04-10 01:45 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(0)
『夜行』森見 登美彦 著、小学館
夜行

なかなか読めていない中で読んだ数少ない本なので、記録を。
これ、とっても良かった。
もりみんの中でもかなり好きな方に入る。
帯にも書かれていたけれど『きつねのはなし』からの系譜に連なる一作だと思う。
(でも帯にある『有頂天家族』とは、全く雰囲気の異なる作品だと思われる)
あ、あと近年だと『宵山万華鏡』はまさにこの『夜行』の布石だったのかもしれない。

英会話スクールで一緒だった学生仲間たちと繰り出した鞍馬の火祭りの夜、仲間の内の一人、長谷川さんが姿を消した。
それから十年の歳月を経て、仲間たちはまた、鞍馬の火祭りの夜、集う。
そして語り出す、旅先の各地で出会った「夜行」という連作の絵にまつわる話。
岸田道生という画家によって描かれたその絵は、仲間たちそれぞれに不思議な体験をもたらしていた―――。

ひとつひとつの旅先での体験談が、それぞれ奇妙でつかみどころのない感覚が残るのだけれど、最後の最後でそれがスッと一本の線でつながって見事に昇華されるところが、私にはなんとも言えず爽快感がありまして。
そこに至るまでの、少し背筋がぞくりとする様な感触も悪くなく。
もりみん、お見事。
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# by bongsenxanh | 2017-04-10 01:34 | | Comments(2)
どしっ!
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久し振りに突然出て来ます、NYいぬめぐりシリーズ。
今回、NYを出発する最後の朝に出会ったわんこ。
バーニーズ・マウンテン・ドッグ(私の大好きな犬種)!
連れていたおじいちゃんに「写真撮らせてもらっていい?」って聞いたら「もちろん!」と。
名前を聞いたら「ファンジー!」
む。それは綴りがわかりませぬ。
調べてみたら、インドの地名でPhangeというのがあったけれど、違う気がする。
なんだろう?おじいちゃんの造語なのかな?
何とかカメラの方を向かせようとしてくれたのだけど、ファンジー、おじいちゃんの方ばっかりじっと見つめていて、全然こっちを向いてくれませんでした(笑)
私が撫でている時は、私の方を向いてくれるんだけどなぁ。

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もう1枚。やっぱり横向き。
ファンジーの背後に、3月半ばの大雪の時の雪が溶け残っていますね。
今回泊まっていたユニオン・スクエア近くのイースト・ヴィレッジは、アッパー・ウエスト&イーストとは違って庶民的で(と言っても家賃は高いけれど)、朝も昼間も深夜も犬を散歩させている人たちが常にいて。
日付が変わるくらいの時間帯でも普通にお散歩させている人たちが結構いるのです。
で、アパートメントの窓からヴィレッジの住人達の生活する様子が垣間見えたりしてね。
"人が生活している空気"が漂っていて、なかなか居心地が良かったです。
バーニーちゃんをなでなでして喜んでいたら、おじいちゃんは"He's a small bear. Everybody loves Phange!!"って笑いながら話してくれました。
ファンジーね、愛されている割にはブラッシングされてなくて、かなり毛が束になってべたべたしていたけれど(笑)
それも熊っぽいわね。
おじいちゃんの言葉で、前夜に観ていた『Sunday in the Park with George』の中で歌われる"Everybody Loves Louis"というナンバーを思い出したりしました。
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# by bongsenxanh | 2017-04-07 23:35 |   -NY'17 | Comments(2)
観たものもの
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色々報告が滞っておりますが(帰国日翌日からすぐ出勤しております)。

5泊で8本観ました!!!

今まで6泊で8本はあったけれど、5泊で8本は初めて。
到着した初日を除けば、1日に1本しか観なかった日は金曜日1日しかないという。
水、木、土と、マチネとイヴニングの1日2本、ダブルヘッダーしておりました。
頑張りました(笑)

機内で観た映画
『ALLIED(邦題:マリアンヌ)』、『The Accountant(邦題:ザ・コンサルタント)』、『Inferno(インフェルノ)』、『湯を沸かすほどの熱い愛』、『この世界の片隅に』
『この世界の片隅に』以外は、映画館で観たいと思っていながら見逃していた作品ばかりなので、機内プログラムのラインナップに入っていてラッキーでした。
『Inferno』はトンデモ映画だったけど(わはは)、それ以外はどれも当たり。
『ALLIED』『The Accountant』『湯を沸かすほどの熱い愛』も、やはり映画館で観たかったなー。
特に『ALLIED』はスケール感の必要な作品なので、大スクリーンで観ないと…何しろ最初の舞台はモロッコ、カサブランカの世界ですから。
ブラピとマリオン・コティヤールでああいう濃ゆい大河ロマンスって、ほんと濃いなぁ。
あと、『湯を沸かすほどの熱い愛』、予想していたのを上回って良かった。
ああいう母親役を宮沢りえが抒情豊かに演じるっていうのが、また新鮮で。

観た舞台
『Sunday in the Park with George』×2、『GROUNDHOG DAY』、『in transit』、『Miss Saigon』、『The Phantom of the Opera』、『Sunset Boulevard』、『Beautiful』
どれもどれもどれも、本当に外れなしでした。
(『Beautiful』だけ若干おまけ感はあるものの。約2年前の取りこぼしを今頃拾えました)
いや、『Sunday~』はコンサート版の域を出ていないとか、舞台装置や衣装が手抜きとか、Jakeがやり過ぎとか、言い出せば色々あるけれど、それを凌いで余りある作品の凄さがあるので。
何度も言うけれど、ソンドハイムは天才なので。
今回、Dotを演じたAnnaleighもとっても良かったの。
あとですね、「怖いもの見たさで観るのもいいかも」と言われていたグレン・クローズ主演の『Sunset BLVD』
確かにグレン・クローズはもうしっかりおばあちゃんになっていて(なんと70歳!私が観た日の4日前がお誕生日だったそうだ)、歌なんてとてもじゃないけれどお客さんからお金をもらって聴かせるような歌ではなかったけれど、あそこまで年を取った女性の醜い部分、見せたくない部分を舞台で存分にさらけ出せる演技や存在感は天晴れ過ぎた。
まさしくあれは女優魂、大女優の貫禄の演技でした。
怖いもの見たさで観て良かったです。
『Sunday~』と同じく、舞台上に大編成オケを乗せた演出で、こちらもコンサート版?といった印象は拭えなかったけれど。
もっと舞台装置にお金をかけてゴージャス感を出して良かった気がする。
初演の時はせり上がりの二層式のすごい舞台装置だったのですよね?(その時代は流石に観ていない)
『GROUNDHOG DAY』『in transit』はとても可愛い作品でした。
ということで、またぼちぼち書きます。
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# by bongsenxanh | 2017-04-03 00:32 |   -NY'17 | Comments(2)
Home
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報告が遅れましたが、帰って来ております。
現地日曜日お昼過ぎの便に乗り、月曜日の夜、自宅に到着。
ホテルを出てから家に帰りつくまでのドアtoドア20時間強が、少し体に堪えるようになってきました。
もう少し体力つけなきゃ。
と言うか、今回は帰国便がぎゅうぎゅう詰めの満席で、しかも在米ウクライナ人団体の中にほいっと放り込まれ、ウクライナ人のお婆ちゃんに気に入られてしまい、ひっきりなしに話しかけられたり(人が映画を観ている最中でもお構いなしに話しかける!)ハグされたりしてディスターブされ、13時間以上ものフライト、くつろぐことが出来なかったから…_/ ̄¶●
J●LのCAさんも生温く見守ってないで、救助してよ…。

というわけで、またぼちぼち記録を。
5泊7日、充実していました。
帰国の朝、JFKへ向かうために地下鉄に乗っている時ふと、
「あれ?私ってNYに住んでいるんじゃなかったっけ?これって日本一時帰国?」
って不思議な錯覚を抱いてしまったくらい、馴染んでいました。

あ、そうそう、機内映画。
思っていたのよりずっと『The Accountant』(邦題:ザ・コンサルタント)、『ALLIED』(邦題:マリアンヌ)が良かったです。
マリアンヌ、安っぽいメロドラマかなぁと思っていたのだけど、ああいう極限状態下の大河ロマンスって好きなのよね(笑)
ちらっと『ナイロビの蜂』を想起したりしました。
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# by bongsenxanh | 2017-03-30 01:12 |   -NY'17 | Comments(0)
Sunday in the Park with George!!
時差ぼけでふらふらになりつつ、気力だけで既に1泊2日の間に3本観ました。
明日には5本になる予定です。
ほぼ修行です。
幸せ過ぎますが。

そんな中でこれだけは言わせてください。
ソンドハイムは天才!!!!
もう、今更ですが。
でも改めて。
今日のマチネで、1幕の終盤からぼろぼろ泣き、インターミッションで一旦は止んだかと思ったら、また2幕終盤から号泣し。
舞台でこんなに涙が零れたのはいつ以来だろう?
もしかして、前回のSunday~再演以来なのではなかろうか。
今回の舞台がコンサート版の域を出ていなくても、衣装も装置も残念な簡易版でも、GeorgeがJakeじゃなくても良さそうでも、アンサンブルが今一でも、演出がやや残念でも、この作品の持つ力の凄さは変わらない。
そんなことではびくともしない。
何よりAnnaleighのDotが素晴らしい。
彼女に泣かされた。
詳しくはまた帰った後で。
あぁ、まだあともう一度観られるのです。
帰国前夜の最後の夜に。
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# by bongsenxanh | 2017-03-23 15:46 | 観劇レビュ NY '16/'17 | Comments(0)
ひとまず
満を持して(?)NYへ飛んできます!
トニー賞コンのことも書きたかったのですが…!
(どなたかWOWOW加入の方、録画を…録画を~!KelliとMatthewが"Say It Somehow"を歌ったところだけでもどうしても欲しいのです…!4月27日(木)放送予定です)

で、今までほぼ情報収集用に使っていたTwitterアカウントを、とりあえずこちらに。
@LotusBleuFleur
自分のその時の覚え書きとかメモ程度につぶやいているのですが、NY滞在中は生で叫んでいると思われますので、よろしければ。
だいたい、「ヴィットリオ、素晴らしい~!愛してる~~!」程度のことしか言っていません(笑)
こちらと同じ蓮の花とタロイモのプディングのアイコンで出ています。

では、行ってきま~す!
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# by bongsenxanh | 2017-03-21 06:37 |   -NY'17 | Comments(0)
バッタバタの週末
金曜日の夜に『LA LA LAND』を観まして~、の。
土曜日は東京に飛んで、浜松町で『ノートルダムの鐘』を観て、有楽町へ移動して『トニー賞コンサート』でKelli O'Haraの歌声を堪能し(いや、Kelliちゃんだけじゃなくて、Matthewもヨシオも濱めぐもいたけど、Kelliちゃんが圧巻だったので)、友人と久し振りのヴィエトナム料理を食べ、本日日曜日は六本木の国立新美術館でミュシャ展、という。
糸の切れた凧の様な飛び回り方をしました。

えーと、ノートルダムもトニー賞コンも書きたいことは山ほどあるのですが、一旦置いておいて。
ミュシャ展。
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こちらですね。
最近、きちんと展覧会情報を入れていなかったので、東京へ行くまでミュシャ展をやっていることにすら気づいていませんでした。
だから、先日のNHKの特集も見逃していた…くーーーーー!!!痛恨のミス。
で、予定の空いていた日曜日に、これは必ず観ねば、と。
おそらく日本の、否、世界の大半の人々から見たミュシャは"アールヌーボーの装飾画家"としての彼だと思います。
が、彼が晩年の16年間を費やした油彩画の大作群『スラヴ叙事詩』―製作当初は、世間から全く顧みられず、評価されることもなく、日の目を見なかった―が、実は彼の本質とも言えるものではないか、と。
その『スラヴ叙事詩』がどどん!と一挙に来日して公開されるのが、今回の展覧会の目玉。
で、実は私、この作品群を中学生の時に直に観ているのです。
そもそも、それが私がミュシャと強烈に出会ったきっかけでした。
で、もっと大きな声で言えないけれど、私、実はミュシャのリトグラフを数点所有しているのです。
20代でそれらを購入した時は家族や友人から「狂ったか?」と言われたものでしたが(^^;)
それくらいに、私にとっては特別で、思い入れもある画家、ミュシャ。
そして、『スラヴ叙事詩』
今回、この『スラヴ叙事詩』が全20点来日&公開されるのはかつてないことで。
1点1点がとても巨大でスペースを取ることもあり、それだけの数を全てチェコ国外に持ち出すということも例を見ないことであり。
それだけ、今回の展覧会は貴重な機会だということです。
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その中の、こちらは最後の20作目、『スラヴ民族の賛歌』
巨大な連作の最後を飾るに相応しく、画面から音楽が流れ出して来る様な、壮大で調和に満ちた構成に仕上がっています。
チェコスロヴァキアの独立宣言によって成った自由、平和、友愛の最終的な勝利が表現されているとのこと。
ミュシャが『スラヴ叙事詩』より以前に描いた『ハーモニー(調和)』と、相通ずるものがありますね。
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こちらね。
こちらでは「理性」と「愛」との間で調和をもたらすのは「英知」だというミュシャの思想が表されているそう。
これ、堺市が持っているのですよね、いいなぁ。
(余談ですが、堺市は膨大な数のミュシャ・コレクションを所蔵しています)
『スラヴ民族の賛歌』が展示されているスペースだけは、今回撮影が許可されていて(フラッシュや三脚の使用は禁止)、皆さんこぞって写真を撮っていました。
日本の美術館としては新しい試みですね。
海外の美術館では、割と写真撮影はフリーな所が多いですが。
ミュシャ財団側の意向などもあったのでしょうか。

そんな中でもう一つ、私が気に入った作品(部分)を。
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こちらも『スラヴ叙事詩』の18作目、『スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い』の左下隅部分、ミュシャの娘ヤロスラヴァをモデルに描かれた少女がハープを弾いている姿です。

あともう1点。
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『スラヴ叙事詩』の15作目、『イヴァンチツェの兄弟団学校』の中で、目の見えない老人に聖書を音読している少年。
モデルはミュシャ自身の若かりし頃だそう。
きりりとした眼差しと、知性的にこちらをひたと見つめる視線が、描いているミュシャの意思を感じさせますね。

ちょうどその、私が見逃した特集番組が放送されたばかり(?)なのと、連休中ということも重なって、ものすごい人手で、正直げんなりしました。
が、観られて良かったです。
現在、国立新美術館では同時に草間彌生さんの展覧会も開かれていて、ミュシャ展よりもそちらの方がよりすごい大行列になっていました。
皆さん、お好きなのね、彌生さん。
作品も、人としても、その生き方も、非常に興味深いと思うのですが、ミュシャ展だけでもかなり疲れるし、ちょっと好みではないので、そちらの方はパスさせてもらいました。
チケットを買うだけでもすごい待ち時間だったようなので、行かれる予定の方は事前に購入して行かれることをお勧めします。
私はいつも、コンビニ発券でプレイガイドで買うか、金券ショップで買うかのどちらかです。
少しでも待ち時間は減らしてスムーズに、そしてじっくりたっぷり観覧したいですものね。

ミュシャ展、6月5日まで開催しています。
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# by bongsenxanh | 2017-03-19 22:56 | 美術 | Comments(0)
『LA LA LAND』
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観に行こうとは思っていたのに、これよりMETの『Romeo et Juliette』を優先させたり(しかも2回も観た)、これより『この世界の片隅に』を優先させたり(しかも2回目)、とにかく後回しにしまくっていて、ようやく観に行けました。
『LA LA LAND』
機内でも観られそうだったので(毎年3月の機内プログラムは充実していて、有難い&楽しい)、劇場でも観ようとは思っていたけれど、そちらが先になるか?と思っていたのですが、詳しい方が「機内ではスクリーンサイズの関係で画面がカットされているので、劇場で観るのが良い」とアドヴァイス下さったので、やはり先に劇場で観ることに。
教えて頂いた通り、この作品、シネスコ(シネマ・スコープ)なので、映画館のワイドスクリーンで観ないともったいないです。
特に、オープニングのシーンなんかは。

詳しくは語りませんが、良品でした。
が、この作品でアカデミー作品賞受賞はあり得なかっただろうなぁ…とも思いました。
アカデミーが作品賞に選ぶ好みの作品ではありません。
純粋なる良質なエンターテインメント作品です。
で、これは古き良きアメリカン・ミュージカル・コメディへのオマージュでもあるのですよね。
パラマウントが作るミュージカル映画が輝いていた時代への。

王道のボーイ・ミーツ・ガールのラブ・コメディ。
主演のエマ・ストーンは確かに魅力的だったけれど、ん?これで主演女優賞?というのも、少し思いました。
例年、オスカーに選ばれる主演女優とはちょっと毛色が異なりますよね。
どうしたのかしら、今年は他に強力な対抗馬がいなかったのかしら(すみません、今年の授賞式、全然チェック出来ていません。しかもNHK-BSの総集編放送も予約し忘れて見逃した;;)
エマはまた、とってもチャーミングではあるけれど、決して歌が上手いわけではないですよね。
She's not a singer, but an actress.―彼女は歌手ではなく、女優なのだ。
と、強く感じました。
演技や存在感や、そういった諸々の総合力でこの役に選ばれて、その上での受賞だったのだろうなぁ、と。
エマは決して、ものすごい美人女優さんではないのですよね。綺麗だけれど、どちらかと言えばファニーフェイスで、だからこそ他の誰にも似ていない個性がある。
そういったところも彼女の魅力のひとつなのだと思いました。
エマの主演映画は『HELP』『Amazing Spider-Man』『Birdman or The Unexpected Virtue of Ignorance』と観て来ているけれど(BWでも彼女の『Cabaret』を観るチャンスがあったけれど、他作品との都合でパスした気がする)、彼女、どの映画でも"賢そうな雰囲気"が前に出て来ますね。
『HELP』みたいな作品ではそれが良かったけれど、今作では最初、ちょっとドジで不器用な感じの運の悪い女の子、という設定だと思うので、もう少し「ほやっ」とした感じがあっても良かったかも。
相手役のライアン・ゴズリングも良い味出していました。
あの、ただ、小さい声で言わせて頂くと私の好みのルックスからはかけ離れていて…ああいう顔立ちがものすごーく苦手なんです。どうしてなんだろう…。ごめんなさい。

この作品、『Whipslash』(邦題:セッション)と同じデミアン・チャゼル監督ですね。
賛否両論だった(世間では絶賛のお客さんが多かった様子)『Whipslash』ですが、以前にも書いたけれど、私はあれが大嫌いで…。
そこからすると、今作はかなり好きな方の部類に入りました。
そうそう、その『Whipslash』で重要なキャラクターを演じていたJ.K.シモンズが、今作でも存在感のある脇役として出演していましたね。

エンドロールで流れるエマのハミングが良かったなぁ。より余韻が残って。
ラストが少し、『MEMPHIS』に似ている気もしました。
これ、未見の人には絶対にネタバレ禁止の映画でもありますね。
このラストを観ていない人にバラす様な人とは、友達になれないと思います。
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# by bongsenxanh | 2017-03-18 00:47 | 映画 | Comments(0)
『Miss Saigon』25th Anniversary Performance in London
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えーと、ね。こちらを観てまいりましたの、映画館で。
巷では大絶賛の嵐の様なんですの。
で、あの、そんなに大好評な中言いにくいのですが…もにょもにょもにょ。

一言で言ってしまえば、
カメラワークが最低!!!
あ、一言の割にやけにデカい声で。
でも、本当に最低最悪なんですの。
やたらと役者に寄って撮ったアップーそれも超どアップーの画ばかりで、非常に観にくく、例えて言うなら、画面が揺れている映像を見たら乗り物酔いしちゃうみたいな、そんな感じ。
引きの、ロングの画が皆無と言っていいくらいに、舞台を映してくれない。
そもそもね、これは舞台なわけですよ。
だから、舞台空間の使い方や舞台装置というのも非常に重要な要素なわけで。
それを効果的に見せる、撮る、ということが出来ないカメラワークなんてクズでしかありません。
製作側としては、「舞台ではなく映画の様に見せたい」「臨場感を出したい」という意図があったらしいのですが。
それでもまず第一に「舞台」として魅力的に見せられなければ、何にも意味がないだろう、このクズ!と、口汚く罵りたくなってしまうほど、壊滅的にカメラワークが駄目でした。
そもそもね、舞台の魅力って"視点"が観客に委ねられていることにもあるのですよ。
それを強制的にすべてどアップ(それもバストショットとかではなく、本当に首から上の顔だけ、とか、女性のお尻やバストだけ、とかが大画面にどーん!と)でぐいぐい目の前に押し付けられるのは不快以外の何物でもありません。
あーあ、この時点で既に台無し。
この点、METのLive Viewingや、『Billy Elliot』Liveは上手にクリアしていたなぁ…と、今にして改めて思います。

キャストは…皆さん大絶賛のKim役のEva Noblezadaは…確かに下手ではないけれど…ちょっとクセがあって、子どもっぽい声かなぁ。
もう少し素直に真っ直ぐ伸びる歌声だったら、より響いたと思うのですが。
(私の中ではどうしても絶対的にオリジナル・キャストのLea Salongaの歌声が存在するので、そこから考えると厳しいかもしれない)
ロンドンのキャストであれだったら、昨年から今年にかけての日本の『ミス・サイゴン』も決して引けを取っていなかったと思う。
Chris役のAlistair Brammerも、なかなか良かったけれど。高音で歌う時の声なんかは、少しだけオリジナル・キャストのSimon Bowmanの歌声に似ていなくもなかった。
そう、そのSimon、スペシャル・カーテンコールで登場して、Leaと"The Last Night of the World"を歌っていたけれど。
Leaに呼ばれて登場した時、エライことおじいちゃんになっていてびっくりしました。
何あれ、何あれ、何あれ。
一時は舞台で時めいた役者さんでも20数年経つとあんなになっちゃうの?
まだ数えで御年55歳くらいのはずなのに。
かなりショックだったわ…。

そう、スペシャル・カーテンコールではLeaが登場するのですよね。
ロンドンのお客さんたち、大喜び。
まぁ、多かれ少なかれ、Leaを観るためにこの25周年記念公演を観に来てたのでしょうしね。
LeaがSimonを紹介する時に、「沢山のChrisと共演してきたけれど、そしていずれも素晴らしいChrisだったけれど、You'll never forget THE FIRST?!!(最初の男は忘れられないものでしょう?)」って言った時、お客さん達、大歓声。
そして私はLeaのその言葉で、ついつい私のお気に入りだったBroadwayのBillyちゃんのことを思い起こしてしまいました。

エンジニアを演じていたJon Jon Brionesは素晴らしかった。
観に行く前には、それほど期待していなかったのだけれど、1幕後半から2幕、そして2幕が進行して"The American Dream"に辿り着いたところで、一気に結実して彼の魅力がスパークした感があった。
Broadwayのrevivalも、彼がトランスファーしてこの役を演じることになっているので、ちょっと楽しみ。
前述のEvaも同様にBroadwayにトランスファーする。
映画館で観るのと、生で聴くのとではまるで違うので、もしかしたら彼女の歌唱力ももっと感じるものがあるかもしれない。

それにしても。
去年の秋に帝劇で観た時にも書いたけれど、つくづく私はこの人種差別的で、ご都合主義な、女性蔑視&東洋蔑視のミュージカルが好きになれない。
音楽はいいのだ、音楽だけは。
今回、25周年記念公演を劇場で録画したものを映画館で上映、という形だったので、ロンドンの劇場にいる観客の拍手喝采やヒューヒュー言う歓声まで録音されていて、そのため観客の反応が手に取るようにわかったのだけれど。
彼らが、サイゴン陥落シーンの後で大歓声で割れんばかりの拍手喝采を送っていたり、エンジニアの身の上話(母親が薬でラリッて身売りして、子どものエンジニアがそのポン引きをしていた…というくだり)の歌詞でゲラゲラ笑っていたりするのが、どうにも解せなくて、どうにも不愉快でした。
サイゴン陥落は、あのスペクタクルに対して、ということなのだろうけれど。
でもあれは、拍手を送る様なシーンでは、決してない。
ヴィエトナムは、同じ民族の国民同士が北と南に分断されて戦ったのだ。
そこに米国が介入して、国土も戦況も泥沼化し、生と死と、憎しみや苦しみや悲しみが混沌状態となって、そこでどうにもならなくなった米国が無責任な撤退をし、サイゴンは陥落し、数多の悲劇が起こったのだ。
皆、必死で、皆、命懸けだったのだ。
それを拍手喝采…?
その、英国人のお客さんの拍手が、私には全く解せなかった。

あと、やはり新演出はよろしくない。
ニック・ハイトナーのオリジナル演出は、本当に卓越していた。
新演出、まったく情緒がなくて、品がなくて、空間の使い方がヘタクソ過ぎる。

と、せっかく観に行ったのに、やはりぼやきで終わってしまったのでした。
あ、Evaが全然ヴィエトナム女性に見えなくて、私にはフィリピ―ナかタイ人の女の子にしか見えなかったのも、入り込めなかった要因かも。
ヴィエトナム人の女の子はね、もっと華奢で、しなやかで、きれいにアオ・ザイを着こなすのよ。
その辺り、もう少し努力を。

グァンホさんのThuyは、良かったです。
でも、私は日本の藤岡さんのトゥイの方が、好みかな。
これは好みの問題で。
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# by bongsenxanh | 2017-03-16 00:35 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(0)




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