MET Live Viewing アンコール上映!
お知らせです!

声を大にしてお知らせですっ!

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METライブビューイング2018のあの作品やあの作品が、8月から10月にかけてアンコール上映されます!
(今回こそ「もっと早く言って」と言われないように、かなり早めのお知らせ)
東劇と関西(なんば、神戸)、名古屋の3地域になりますが、あのヨンチェヴァの神がかったとも言える様な『TOSCA』がまた観られるのです!
BRAVO!
東劇ばっかり作品数が多くて、昨年亡くなられた名バリトン、ディミトリ・ホヴォロストフスキー出演作が4作も入っていたりするので「きぃぃぃ―――――ッ!」て言いたくなりますが、とにもかくにも、また観られるのです。
あ、東劇も関西もある、ディドナート×フローレスの『セヴィリアの理髪師』も、名古屋だけ飛ばされてる…(涙)
ともあれ、ヨンチェバの『TOSCA』『La Boheme』も観られるので、ぜひ。お見逃しなく。
詳細はこちら

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# by bongsenxanh | 2018-06-17 23:58 | 観劇周辺 | Comments(0)
梅仕事
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身近なところの友人知人や、web上でも、梅酒を漬けている人がとても多くて、それらを見聞きしていたら自分でもやってみたい欲求がムラムラと湧いてきてしまって、スーパーで見かけた南高梅を思わず衝動買いしてしまいました。
初めての梅仕事です。
青梅から黄色く色づいて追熟が進みつつある南高梅たち、ごろごろっと2kg。

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梅ってどうしてこんなに可愛らしいのでしょう。
そして、この梅たちがいた部屋は部屋中に甘い匂いがたちこめていて。
たまらない幸せ感。
梅のおへそみたいなところのヘタを爪楊枝でほじり出す作業が楽しくて、黙々とやってしまいました。
こういう頭を使わずに手だけ動かしていれば何かが出来上がって行く単純作業、結構好きです。

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初めて仕込む梅酒なのに、王道のホワイトリカーで漬けず、いきなりこういったものを使ってみたりする。
台所仕事マイスターの友人に、ぎりぎりまで糖度を抑えめにした大人の梅酒の作り方を教えてもらい(梅とアルコールと砂糖の比率ですね)、さて、どのお酒で漬けよう?と思った時に、ラム酒(バカルディ)はぜひ作りたい!と思ったものの、友人から「ジンやウォッカでもキリッとしていいよ」と教えられ、おぉ、それも捨てがたい!と、結局2種類も漬けることにしてしまいました。
どんだけ飲むんでしょ。
と言うより、どんな味になるんだろう?っていう好奇心を押さえられなかったんです。

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瓶に冷凍させた梅と氷砂糖を入れたところ。
綺麗だなぁ…。
梅を冷凍させるのは、糖度を押さえた分浸透圧が下がるのを、予め梅の組織を壊しておいて梅からエキスが出やすくするためです(友人からの受け売り)。
やはり、こういうことを始め、料理って科学なんですねー。

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はい、漬け立ての梅酒瓶がこちら。
まだ氷砂糖&黒糖があまり溶けて来ていない時。
毎日、「美味しくな~れ」とつぶやきながら、全体に糖濃度が均等になるように優しく振っています。
一応、3ヶ月くらい経てば飲めるらしいのですが、飲み頃適齢期は1年後だそうです。
待ち遠しい。
美味しくな~れ。

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# by bongsenxanh | 2018-06-17 01:04 | 食べもの | Comments(2)
食事療法…の食事
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あの…無伴奏ソナタのレビュを書きたいと思っているのですが。
こちらのブログの更新が進まないこともそうなのですが、こことのところ、体が重くて、頭も重くて、気持ちも重くて、無気力で、立っていられなくて横にならないとしんどくて耐えられないことが多かったのです。
で、それは単純に、歳を重ねて来て体力がなくなってきたのかなぁ~なんてぼんやり考えていたのですが。
(その割に山に行ったりジムに行ったりしているので、体力ないわけない…とも思っていたのだけれど)
先月頭に実施された今年の職場の検診で、しっかり引っ掛かりました。
今までも正常値より少し外れた低空飛行で何とか来ていたのですが。
今年はばっちり正常値より遥かに離れた数値で「医療機関を受診してください」勧告が出ました。
貧血でした。
ヘモグロビン、全然足りておらず、赤血球も血小板も正常値外でした。
中性脂肪も毎年マイナス数値だったし。
あ―――――。
先週、ついに仕事中に立っていられなくなり、座っていても頭と体が重くてお医者さんにかかり、再検査をしたらもっと数値が悪化していて、たんまり鉄剤をもらって帰って来ました。
しばらく、貧血治療です。
すぐには数値は回復しないそうです。
自分でも出来ることはしよう、と貧血対策食。
かつおのたたき、玉葱のスライスと茗荷の刻んだのをたっぷり添えて。
他にも砂肝を焼いたのやら、グリーン・アスパラのソテーやら、納豆やら。
小粒のあさりも買って来て、酒蒸しに。
鉄剤の正しい飲み方を知らず、カフェ・ラテで飲んじゃってた阿呆ですが(タンニンと結合して吸収されなくなっちゃうから、緑茶やコーヒーと鉄分は一緒に摂取してはいけないらしい)、ぼちぼち気長に治していきます。
数値回復して、夏場に山歩き出来るかなぁ…。

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# by bongsenxanh | 2018-06-11 01:21 | 食べもの | Comments(2)
『無伴奏ソナタ』 演劇集団キャラメルボックス in松本
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大騒ぎしていた通り、この週末・土曜日には長野県松本市まで行ってまいりました。
もちろん、こちらを観るために。
まつもと市民藝術館の入口に2枚並べて掲示されていたこのポスターがあまりにも美しい風情だったので、そのまま写真に収めて来ました。
2枚縦に並べている姿が綺麗だったので、そのままの姿でup。

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まつもと市民藝術館は、サイトウ・キネン・フェスティバル(現セイジ・オザワ・松本フェスティバル)の主会場にもなっている、とても美しいホール。
小ぢんまりした馬蹄形の本格クラシックホールで、素晴らしい音の響きでした。
松本市の市民規模と集客を考えると、このホールを維持・運営していくのはちょっと厳しいものがあるだろう…とは思ってしまったけれど。
(市民から「税金の無駄遣い」という反対意見も多いらしい、と聞き、いたく納得)
この外観、よーく見ると、グランドピアノの形を模している…様に見える。
コンサートグランドの長い弦の部分がせり出している曲線の部分ね。

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こちらの角度の写真だったら、グランドピアノっぽさが伝わるかしら。
せり出した弦の部分を支える何本かの足も、ちょっとグランドピアノっぽいでしょ。

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建物内に入ると、主ホールに続くアプローチはこんなゆったりした造りの美しい大階段になっています。

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こちらは主ホールのフォイエ。
カーペットの色も、朱色の木材の壁も、薄っすらしたエメラルドグリーンの様なすりガラスも、すべてが美しい。
建築家・伊東豊雄氏のディザインによるものだそうです。

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しつこい様ですが、ポスター。
そんな素敵なホールで観るこの作品は、またひときわ違った味わいがありました。
先週、愛知で観た時にも感じていたことだけれど、私にはこの作品、『JESUS CHRIST SUPERSTAR』(ジーザス・クライスト・スーパースター)にも通じる様な、孤独な天才 VS 愚かな民衆の図式が非情に色濃く感じられて。
ただ、そういった文脈で劇評を書かれている方がどなたもいらっしゃらないので(私の見聞きした範囲では)、私はその辺りからこの作品について感想を書いてみたいと思います。
また、明日。

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# by bongsenxanh | 2018-06-05 00:40 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(2)
『無伴奏ソナタ』 演劇集団キャラメルボックス
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金曜日の夜、1週間仕事して疲れ果てた体を引きずって何とかこちらを観て来ました。
で、早めに書いておいた方がいいと思うので、取り急ぎでこれだけは書きます。

まだ、6月2日(土)14:00 まつもと市民芸術館 (長野県松本市)
   6月23日(土)、24日(日) サンケイホールブリーゼ (大阪・梅田)
と公演があります。
お時間があって、ご都合がつく方、無理をすれば何とかなる方。

無理をしてでも観た方がいいです!

観逃すと、この先どこかできっと後悔します。
今度いつ再演されるかもわからないですし、現キャストが揃うかもわからないので。
私は、この作品の初演の2012年は東京と神戸公演だけだったので、遠征してまでは観ず、再演の2014年には愛知公演もあったのに(今は無き名鉄ホールで)NYへ行く直前で予定が立てにくかったため観ず、今回の再再演まで観逃して来ていました。
それを今回、激しく後悔しました。

ストーリーは、予習していかない方がいいです。
インタビューや観劇ルポ等も読まない方がいいです。
予備知識なしの真っ新の状態で観た方が、より響く作品です。

これだけは知っておいても大丈夫なのは、幼児期の素質により国から職業を決定されるシステムの近未来のアメリカが舞台になったSF作品だということ。
少し不条理小説に近い、アメリカのSF作家オースン・スコット・カードの同題原作を舞台化した作品です。
音楽の天才が、もし音楽を禁じられたら―――?
タイトルになっている『無伴奏ソナタ』はもちろんバッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』
でも、この曲が舞台のメインになっているわけではなく、ほんの一瞬流れるのみ。
とても効果的に。

何が良かったかって、主役クリスチャンを演じる多田直人さんがものすごく高度に研ぎ澄まされた芝居をしていること。
ここ何年か私はキャラメルボックスの舞台から離れていたのですが、よく観ていた頃に入団してその頃はまだ脇で舞台に立っていた多田さんが、いつの間にか主役でこんなにも凄い芝居をする役者さんになっていたことに心底驚きました。
彼の渾身の演技、鳥肌が立つほどに凄まじいです。
最後の最後まで観ると、それがわかります。
震えます。
黄金の斧か何かで頭をガ―――ン!と打たれた様な気になります。

あの多田さんの演技がもう一度観たくて、帰宅するなり松本公演のチケットを押さえてしまいました。
大丈夫か、私。
こういう時だけチーターの様な瞬発力を発揮するのです。
あ、でも、松本なら首都圏の方も東海圏の方もアクセスしやすいですね。
大阪公演は関西圏の方はもちろん、首都圏の方も新幹線に乗ればすぐです(笑)
私も大阪公演の千秋楽まで行っちまいそうな勢いです。
ぜひ。
ただこれはお断りしておきますが、決して明るく楽しいお話ではありません。
それだけはご了承の上で、ぜひ。

ぴあでもローソンでもセブンでも、今ならまだチケット、どこでも買えるはずです。
キャラメルは当日券も出してくれることが多いです。
どうしても残席が少なくて出ないことも稀にありますが、だいたい大丈夫です。

Fri Evening May.25 2018 東海市芸術劇場

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# by bongsenxanh | 2018-05-27 03:19 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(0)
ジャージー・ボーイズ・イン・コンサート
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GW明けてからも忙しい~!とぜーはー言っているくせに、これだけは執念で行ってまいりました。
またもや東京1泊2日で、『JERSEY BOYS THE MUSICAL IN CONCERT』
5月12日土曜日も13日日曜日も、両日ともまいりました。
私は地方在住で、日曜日は夕方にはお家に帰りたかったので、両日ともマチネで2公演のみ、でしたが。
中には4公演すべて通われた方もいらっしゃったようですよ。
そこまで中毒性があるのですよ、日本版のJBは。
詳しい内容等はまた週末になんとか書きたいのですが。
幸運にも、初日の初回に参加したおかげで、メディアを入れての初日舞台挨拶&撮影に立ち会うことが出来ました。
でもって、コンサートの間も舞台挨拶も、ず―――っとず―――っと、ピロシ(矢崎広くん)とジャイアン藤岡(藤岡正明さんね)ばっかり観て聴いていたことを告白しておきます。
もうもうもう、ほぼ二人しか目に入らないような状態でした。
だって、伝説のREDチームですもの。
ジャイアン藤岡は、コンサートは出ても再演には出てくれないし。
あ、あっきーのことは、もちろん観ていますが。
ピロシが、初演の時からは想像もできないほど、歌が上手くなって、しかもセクシーさまで兼ね備えたすんごいイケメン・ジャージーになっていました。

コンサート後に怒涛のようにツイートした内容をここに貼れればいいのですが、貼り方がわからないので(おい)、またまとめます。

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# by bongsenxanh | 2018-05-16 23:50 | 観劇周辺 | Comments(0)
シャクナゲの楽園
すみません、長らくこちらをお留守にしておりましたが…
GW前までずっと忙しくて疲れてへろへろになっていたのもありますが。
カレンダー通りのGWではありましたが、何とか前半で1座、後半で1座、山へ行って来ました。
今年の山初めです。
というわけで、その山で見たシャクナゲをup。
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地図に載っていないバリ・ルートを歩いていたのですが、そういう人の来ない道(しかもかなりのやせ尾根の急登)を歩かなければ、こういう美しい花は見られないのか…と。
桃源郷の様でした。

そして、GWが開けたらまた怒涛の様に忙しくて、心を失いそうになりながら働いております。
何だか、もう…。
いえ、元気です。
元気ですから~…。

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# by bongsenxanh | 2018-05-09 23:55 |   -山 | Comments(0)
4月の週末 in TYO
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昨日、一昨日の土日、この忙しいのに、なぜだか東京に滞在していました。
こちらを観るために。
私にしては珍しく、昼・夜のダブルヘッダーで。
観劇の予定はチケットが売り出された瞬間から始まっていて(それはたいてい、数ヶ月~半年も先であることが多い)、つまりは4月が忙しかろうが何だろうが、ともかくチケットを持っている以上は劇場へ行かねばならないのです。
流石に疲れ果てて、週初めの今日月曜日はへろへろでした。
週末はやっぱり体をしっかり休めて休養しないと―――…。
ということで、こちら、『MARY POPPINS』については、また。
シアター・オーブのエントランスのこのサインが、カタカナで『メリー・ポピンズ』とか書かれていなくて、きちんと英語表記だったことになぜか安堵を覚えた私でした。
ディズニー×キャメロン・マッキントッシュによる本作だから、そういうところの規定が異常に厳しいであろうことは容易に想像がつきますが。
メリー、BWで観たアシュリー・ブラウンのメリーとは違っていて、"日本のメリー"という感じでした。
あ、濱めぐメリーでしたよ、昼夜とも。
もちろん、狙って、です。

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# by bongsenxanh | 2018-04-24 00:52 | 観劇周辺 | Comments(0)
ある日の玄関
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すみません、4月に入ってからと言うもの、あまりにも日々が目まぐるしく…。
起きる→仕事→帰る→ご飯→お風呂→寝る→起きる→仕事→以下無限ループ
という、繰り返しの日々で。
忙しくて毛が抜けそうです(いや、実際、抜けてるし…;;)

ということなので、本当にこちらの更新もままなっておりませんが。
ひとまず、そんな日々の中での私の癒しを。
ただ今、わが家の玄関にいる小鳥さんたち。
オイヴァ・トイッカによるイッタラ・バード、復刻版のシエッポちゃんたち。
コバルトブルーにブラウンの嘴の子と、サンドとアメジスト。
このちょっと渋めでsweetになり過ぎない色合わせが、大好き。
コバルトブルーの子は、太陽の光を透過させるととりわけ綺麗なんです。

もう少し、もう少し頑張ったら、GWです。

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# by bongsenxanh | 2018-04-19 22:35 | 美術 | Comments(2)
『La Boheme』ーMET Live Viewing
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またもや、「上映が終わった後に言わないで!」「もっと早くつぶやいて!」と怒られてしまいそうですが…。
金曜日の夜、最終上映回に滑り込みで観て来ました、METの『La Boheme』(ラ・ボエーム)
とりあえず走り書きだけですが、METの定番中の定番、言わずと知れたゼッフィレッリ演出の『La Boheme』です。

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今回の目玉は何と言っても、ソニア・ヨンチェヴァのミミ!
そう、この間の『TOSCA』で、最高のトスカを見せて聴かせてくれた、あのソプラノです!
いやぁ、もう、ソニアのミミ、可愛らしくて薄幸で儚くて、素晴らしかった~~~。
儚い割に、ソプラノはびんびんですし(笑)

えーと、ただ、先にも書いた通り、過去からもう何回上演されたかわからないくらいの、定番のゼッフィレッリ演出ですので、目新しさはないです。
あ、もちろん、今までこの演出で『La Boheme』を観たことがない、またはそもそも『La Boheme』を観るのは初めてだ、という方には絶賛お薦めです。
ゼッフィレッリ演出、装置も衣装も、リアリティの追及と豪華絢爛さが素晴らしいですから。

私は、この衣装を着てこの演出で歌っているネトレプコのミミを観たことがあり、グリゴーロのロドルフォを観たことがあり、古くはロドルフォを歌っているパヴァちゃん(ルチアーノ・パヴァロッティ)を観たことがあるものですから…既視感があり過ぎて。
いえ、それでも素晴らしいことは間違いないです。
ともかく、超定番作品です。
例によって、東京の東劇だけは今週金曜日、4月13日まで上映していますので、関東にお住まいの方はまだ観られるチャンスがあります。

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# by bongsenxanh | 2018-04-09 01:08 | 観劇周辺 | Comments(2)
『The Post』―ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
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こちら、観て来ました。
ちょっと走り書きになってしまいますが。

思っていたのより、ずっと地味で渋い作品でした(悪い意味でなく)

トルーマン、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソンの4大統領の政権がひた隠しにしていた、ベトナム戦争にまつわる機密文書(国防総省が独自に調査・作成した、アメリカ合衆国のベトナム戦争への関与と展望(敗戦)について記されたもの)。
それをNYタイムズが入手し、すっぱ抜いた。大スクープである。
(この文書作成に関わったケネディ、ジョンソン政権時の国防長官マクナマラがこの映画でもキー・パーソン。1997年に『マクナマラ回顧録』が日本でも出版されてベストセラーになりましたっけ)
時の政権、ニクソン大統領は国家の安全保障を脅かすものだとして、即座に記事の差し止め命令を出す。
その一方で、マイナーな地方紙扱いされていたワシントン・ポストは、別ルートでその文書のコピーを手に入れる。
差し止められているNYタイムズに代わりその記事を出せば、ワシントン・ポストは一躍、一流紙に躍り出る。
また、『権力からの支配』に屈せず、『報道の自由』を守ることが出来る。
国民には、泥沼化するベトナム戦争について知る権利もある。
が、ニクソン政権からあの手この手の圧力がかかる。
このままいけば、法的措置を取られ、ワシントン・ポストは社そのものが潰される危険も免れられない。
謎の自殺を遂げた夫に代わり、当時としては唯一の全国紙女性経営者としてワシントン・ポストを率いるキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)は決断を迫られる。

地味だ、と書いたのは、この決断の部分にかなり多くの時間と場面が割かれていて、記者たちが核心に迫って行くシーン(ま、そもそも自分で取材した記事ではないから…)や、その後の裁判シーンは、あまり詳細には描かれていなかったから。
フォーカスされているのは、トム・ハンクスを中心とする記者やキャップたちの葛藤、キャサリンが決断に至るまでの葛藤なのです。

結末は皆さんご存知の通りですが、ちょっとネタバレになってしまうけれど、この映画のラストが、ニクソンのウォーターゲート事件に触れる部分で終わっていたのは、示唆的でした。

そして、トム・ハンクスの台詞にあった
“The Press Was To Serve the Governed, Not the Governors”
「報道は国民のためにある、統治者のためにではなく」
というのが、とても印象的でした。

時の政権と首相にすり寄って忖度ばかりして、国民に真実を伝えないどこかの国のメディアに、聞かせてさしあげたい台詞でした。
あ、聞かせても素通りしちゃって耳に入らないか。
そう言えば、かの事件も森〇ゲート事件とか、呼ばれていますね。

字幕は松浦美奈さんでした。
やはり、手堅い。

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# by bongsenxanh | 2018-04-02 23:59 | 映画 | Comments(0)




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