ハノイへ
a0054163_18093373.jpg
えーと、ノートルダムの鐘を名古屋市内で観て、進化した達郎カジモドにわ~ってなったり、ジャージーボーイズを観て一段と上手くなったピロシにきゅんきゅんしたりしているのですが。
ちょっとハノイに飛んで来ます。
週末だけで帰って来ます。
写真はJALカレー。
[PR]
# by bongsenxanh | 2018-10-19 18:07 |   -ヴィエトナム・ハノイ | Comments(0)
ここのところの私に起きたこと
a0054163_00295153.jpg
気づけばもう1か月近くもこちらを更新していませんでした。ごめんなさい。
(読んでくださっている方、いるかしら)
その間に、台風が何度もやってきて、でもその合間を縫って何とか一度恵那山へ登り(その1週間前にも早朝、登山口まで行っていたけれど、ガスガスのホワイトアウトと雨とで涙を呑んで撤退していた)、シアタークリエで『ジャージー・ボーイズ』再演(青)を1回は観て、そして。
9月30日。
あの超大型で関西空港始め近畿地方に甚大な被害を及ぼした台風21号をも上回るかと言われていた台風25号が接近してきていた中、私は『ジャージー・ボーイズ』の夜公演のチケットを持っていたので、東海道新幹線が止まって名古屋へ帰れなくなることも折込み済みで、泊まる宿まで確保して東京へ向かったのですが。
東宝演劇部の非常に甘くてゆるい判断のせいで酷い目に遭い、翌朝の新幹線始発で名古屋へ戻って職場へ直行するはずが、朝からJRは全線止まっており、新幹線も運転見合わせで動いてくれず、結局週初めに定時出勤することは出来ませんでした;;
宿ではあまり眠ることが出来ず、朝4時半起きで動き出して、5時半にはもう東京駅プラットフォームで始発に備えてスタンバイしていたのですが。
実際に新幹線が動き出したのは、7時半を回ってからでした;;
そんなわけで、先週は狂った生活ペースが戻らないまま、何だか1週間を棒に振ってしまい。
更には、三連休も溜まった仕事を抱えていたこともあって山登りにも行けず。
何だかここのとこ、歯車が狂ったまま、きしみ音を立てて何とか生活している様な感覚です。
うーん、斎場御嶽で厄は落としてきたはずなのになぁ…。
東宝演劇部の台風に関する上演/休演の判断がどれだけ甘かったか、どれほどお客さんに影響と迷惑を与えたかについては、また別で書きます。本当に酷過ぎたので。
写真は恵那山で撮ったアカモノの花。
朝方に降った雨の雫をたたえている様子がいじらしいです。

[PR]
# by bongsenxanh | 2018-10-11 01:01 | 日常雑感 | Comments(4)
『Romeo et Juliette』―MET Live Viewing encore
a0054163_23153858.jpg
えーと、こちらを観てきたのです。
MET Liveビューイングのアンコール上映で。
ソニア・ヨンチェヴァの『TOSCA』に次いで、今季のアンコール上映の中では楽しみにしていたのですが。
こちら、2007年公演のアンコール上映で、これを上映していた頃、ちょうど私はNYに行っていて、観ようと思えばチャンスがなかったわけではなかったのですが、他に観る作品で枠がいっぱいだったので観られず。
だから尚更、今回のアンコール上映を楽しみにしていたのですが。
あ、観ての通り、主演はロメオ=ロベルト・アラーニャ、ジュリエット=アンナ・ネトレプコです。
えーと…ね、えーとね、えーとね…。
一昨年(2016-2017シーズン)のプロダクションで、同作品がありましたよね。
バートレット・シェール演出で、ヴィットリオ・グリゴーロがロメオで、ディアナ・ダムラウがジュリエットで。
私が1週の間に2回も観に行って、興奮してわーわー言っていた『Romeo et Juliette』
演出も歌手も指揮も上演された時期も違うのだから、違って当然なのだけれど、どこかであれと同じレベルのものすごいものを期待してしまっていたのです、私は。
だって同じメトロポリタン歌劇場で上演されるプロダクションなわけだし。
だから、あの、期待していたものとは違ってしまっていたのは、やはり当たり前のことで。

a0054163_23165095.jpg
あのー、ネトレプコはね、2007年なので、まだまるまるになっちゃう前のネトレプコで、お顔も皆さんご存知の通りの美しさなのですが。
声質がね、全然ジュリエットじゃないの。
それはネトレプコ自身もインタビューの中で、「この役は私には音域が高くて、私の声は本当はもう少し低音域の方が歌いやすいのだけど…」と語っていた通りなのだけど。
ネトレプコ、もっとずっと若かった頃にはリリコ寄りのソプラノだったのだけれど、この頃になるともう、年齢と共に声も太く低めのコシのある声になってきて、貫禄と脂も乗ってドラマティコと言うか、少なくともジュリエットに要求される清純で可憐なソプラノではなくなっているのですよね。
それが随所で感じられて、ちょっとジュリエットとしてはつらかったかな、と。
そして歌声だけではなく、そもそもネトレプコは気が強くて性格がキツイと言うか…ね。
ジュリエットの清純さとは真逆なところがあるのですよね。
美人なのだけど、きつめの意地悪顔の美人ですしね。
ロメオとの初めての夜のベッドシーンなんて、まるで初めての初々しさなんてなくて、何て言うのかもう、手練れの娼婦の様な気配すら感じさせていたので…(^^;)
ジュリエットは、ネトレプコの役ではなかった、と。
その点、前述のダムラウは、御年45歳でありながら、ものすごく初々しい10代の少女に見えたのですよねー、すごい。
ネトレプコはやっぱり、マクベス夫人辺りが声質的にもキャラ的にもハマリ役なのではないかしら。

対するアラーニャは、声や歌唱はとっても素敵だったのだけれど。
いかんせん、もう中年を通り越して初老の域に入りかけている容貌が…ロメオとしてはやはりつらかった。
グリゴーロのロメオがあんなにも迸る様に若々しかったことからすると…。
ロメオもジュリエットも、やはりフレッシュさって重要ですね。
あとね、アラーニャとネトレプコは、あまり相性がよろしくなかったかなぁ…とも。
見るからに良い人そうなオーラが全身から出ているアラーニャと、それを鼻の先でふふんって笑って弄んじゃいそうな性悪のジュリエット=ネトレプコっていうのが…(注:あくまでも私の印象ですので。ファンの方、ごめんなさい)
実際、インタビューの時にも「僕はシャイだから、人前であんなシーン(ベッド・シーンね)を演じるのは…」って話すアラーニャと、「あら、私は全然シャイなんかじゃないわ。作品の中でもラブシーンが一番好きよ~ん!」って答えちゃうネトレプコでは、何となくうまく歯車が噛み合っていない様な雰囲気があってね。
アラーニャが食われちゃっている様な気配が。

a0054163_23160300.jpg
そしてね、これがアラーニャが「人前であんなシーンは…」と言っていたベッド・シーンなのですが。
ベッドが宙吊りにされて、そこに風が吹いてシーツがひらひらと揺れて、その上で二人のアリアがあるわけです。
あぁ、舞台装置のディザイナーや演出家は、これがやりたかったんだなー、と強く感じましたが。
これ、効果的だったかなぁ…。
他にも1幕から回る盆舞台を採用したりしていましたが、盆舞台が効果的に使われていたかどうかと言えば…う―――ん…。
ジュリエットがロメオに手を差し伸べるバルコニーにしても、手抜きのセットっぽくて、あのシーンのロマンティックさというものは上手く醸し出せていなかった様に思いました。
加えて、二人の衣装。
1枚目にも載せたジュリエットの濃いローズピンクのドレスにしても、アラーニャが来ている薄い水色の衣装にしても、全然素敵に見えなくて。むしろ安っぽくて。ダサくて。
先にも書いた様にアラーニャももうそろそろいい年なので、せめてそのアラーニャを若々しい両家のお坊ちゃんに仕立てあげるような、体型と年齢をカヴァー出来る衣装を着せてあげて欲しかった。
シュッとして締まって見えるような、ね。
薄い水色は膨張色だし、足も短く見えちゃって、ジュリエットから見て素敵な貴公子に見えないんじゃないかと…。
バート演出の『Romeo et Juliette』では、衣装ディザインのCatherine Zuberがカサノバを意識してディザインしたと言っていた衣装が、それは素敵だったのだけれど。

というわけで、演出、歌手、舞台装置、衣装共に、欲求不満で終わってしまい、ただただひたすら長く感じられた『Romeo et Juliette』だったのでした。
ごめんなさい。
本当に残念…。

あ、そうだ、そんな中で唯一、キャピュレット家お小姓のステファノを演じたイザベル・レナードだけはピカイチでした。
颯爽としていて、歌声はよく徹って美しい。
イザベル、こんな11年も前にもうMETに出ていたのね。
まだ最近出始めたばかりかと思っていました。
イザベルは2014年の『フィガロの結婚』のケルビーノも本当に愛らしくて、それでいて歌は抜群でしたね。
こういうズボン役が似合っちゃうメゾ・ソプラノなんですね~。

[PR]
# by bongsenxanh | 2018-09-16 00:11 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(0)
a0054163_21575226.jpg
何のひねりもなく、タイトルそのままに「桃」です。
南八ヶ岳に行った際、下った後に小淵沢の直売所みたいなところで買いました。
桃なんて高級品だからと、普段は滅多に買わないのだけれど、産地へ行って鮮度と品質の良いものが手に入るのなら、買わない手はありませぬ。
写真だとわかりにくいのですが、これ、六寸皿に乗せてこの大きさなのです。
右と左の両掌で持っても余るくらいの超特大の大きさでした。
それで1つ450円。
私が店先でこの時期だからもうちょっと固い食感だという桃(1個300円)を眺めていたら、店主が「お客さん、柔らかいものの方が良ければ奥にあるから持って来るよ」と、この超特大の桃を業務用冷蔵庫から出してきてくれました。
いやはや、もうなんて立派で…。
水洗いして、皮を剥かずにそのまま齧りついたら、皮までとろけるように柔らかくて、そのまままるごと食べられました。
(最近、皮にも良い栄養素と甘みがあるから、そのまま食べた方が良いとか言われていますね)
山に行くと、いろいろいいことがあるなぁ…と。
おいしゅうございました。

[PR]
# by bongsenxanh | 2018-09-15 22:05 | 食べもの | Comments(0)
久々の南八ヶ岳―編笠山&権現岳
a0054163_21303225.jpg
あまりにも更新が進まないので…取り急ぎ、8月30日に上った南八ヶ岳の編笠山&権現岳だけでもupを!
本当は北アルプスの燕岳~大天井岳か、常念岳~蝶ヶ岳か、大本命の爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳か、ともかく北アルプスの縦走に行きたかったのだけれど。
活発化してきた秋雨前線のせいで雨天続き。
ほんの少し晴れそうだった八ヶ岳の日帰りでお茶を濁したのでした。
南八ヶ岳方面へ行くのは、師匠に初めて山に連れて行ってもらった2009年秋の硫黄岳以来。
実に約10年近く振りの八ヶ岳でした。
それもやはり、「いつも同じところへ行ってないで、たまには新規開拓したら?」という師匠の言葉に従って、だったのですが。
これは権現岳のピークを踏んだ後に三ツ頭方面まで下って来て、振り返って改めて見た権現岳。
こうして見ると険しくてなかなか格好いい山ですよね、権現岳。

a0054163_21301296.jpg
こちらは権現岳にアタックする手前にある編笠山。
山頂の足元はこんな風に岩がごろごろしていて、向こうにはこれから向かう権現岳がそびえています。
うん、なかなかいいルートだ。

a0054163_21304754.jpg
歩き始めはそこそこいいお天気だったのに、権現山頂に着いた時にはこんな感じで辺り一面ミルク色のガスに包まれていました。
と言うか、南八ヶ岳の麓の小淵沢市街は晴れているのに、山頂だけガスがかかっちゃっていたのです。
高い山ではありがちなことですが、残念。
ちなみにこの岩の向こう側は絶壁になっているので、こんなガスガスで強風の時には覗き込みません。

a0054163_21310069.jpg
八ヶ岳は高山植物の豊富な山です。
私の大好きな濃い青紫色のトリカブトが。
トリカブト、たくさん群生していました。

a0054163_21311866.jpg
クロユリもまだ残っていました。
花が開いていなくて、蕾になっていますが。

a0054163_21312698.jpg
ナナカマドがもう色づいてきています。
緑の山中で紅が生えますね。

a0054163_21313644.jpg
日本のエーデルワイスと言われているミネウスユキソウ。
初めて見ました!

a0054163_21532297.jpg
山頂直下の岩にへばりつくようにして植生している苔が、輝くような黄緑色でとても綺麗でした。
こういう苔が何だか好きなんだなぁ。

a0054163_21314731.jpg
イワオトギリ…で合っているかなぁ。

a0054163_21321281.jpg
セリバシオガマ。
水芭蕉みたいな形の花びらがちょんちょんちょんちょん、と並んでついて咲いていて、可愛らしい。

a0054163_21320453.jpg
ヤマハハコ。
麓のものはもう枯れかけでしたが、山頂直下のものはまだ瑞々しくて元気でした。

a0054163_21315549.jpg
そして、アザミ。
タムラソウじゃないと思う、多分。

秋を感じるトウヤクリンドウはまだ見なかったけれど、それでも夏の終わりを感じる花たちでした。
あー、北アルプスにはいつ行けるかしら。
台風と雨ばっかり…。

[PR]
# by bongsenxanh | 2018-09-15 21:48 |   -山 | Comments(0)
ささっと走り書きの近況報告
今年、Wで研修を取らねばならず、全然夏休みが取れないままだったことはちらっと書きましたが、8月29日からようやく遅めの夏休みを取ることが出来まして(水・木・金と、たった3日だけの連続した夏休み…)、せめて山には行きたいと思っていたものの、夏の終わりに登場してきた秋雨前線の影響で、北アルプス方面はまったくダメダメ。
2、3日かける縦走ルートなんて夢のまた夢で、仕方がなく、30日にまだお天気がマシそうだった南八ヶ岳を歩いて来ました。
そしてその翌日には、またもや涼太子爵に会いに静岡へ出張って行き、その翌々日にはMETライヴビューイングのアンコール上映『TOSCA』を観てまいりました。
それこそ何かに憑かれたかの様に、やりたいことばっかり詰め込んでやっておりました。
ということで、八ヶ岳のことも涼太子爵のこともヨンチェヴァのトスカのことも書きたいのですが。
書いている時間が全然ない…。
神さま、私に書く時間をお与えください…。
あぁ、『万引き家族』で化け物の様に演技が上手かった安藤サクラさんのことも書きたいのですが。
同様に、既に生き神様の域に達しているのではないかと思えるような樹木希林さんのことも書きたいのですが。
(もー、この二人の前にはリリー・フランキーなんていつものリリーさん過ぎて…いや、それでいいのだけど、彼は)
ひとまず、走り書きだけ。

[PR]
# by bongsenxanh | 2018-09-03 01:32 | 日常雑感 | Comments(0)
renew!
a0054163_00505884.jpg
しばらくこちらをお留守にしてしまっていました。
ここ数年の懸案事項だったのですが、重い腰を「よっこら」と上げて、PCを新しくしました。
悩みに悩み、考えて、今回はこの箱に入って来たマシンに。
前PC、前々PCとNECのLaVieが続いていたので、久々のVAIOです。
買い替える際、前機を下取りに出したりしていたので、しばらくPCなし生活をしておりました。
PCが手元にないことがこんなにも不便なものだとは…。
スマホがなくてもそんなに不便なく生活出来ますが、PCないと生活出来ません(笑)
その他にも、今年は仕事関係の研修や修了認定試験をあれこれ受けなければならなくて、忙しくしておりました。
ということで、またぼちぼち観劇レビュなども。
PCから離れていた間にも、涼太子爵を追いかけて静岡まで突撃して行ったり、いろいろ、あったのです。
あ、もうそろそろ上映が終わってしまいそうな『万引き家族』もようやく観られましたのよ。

[PR]
# by bongsenxanh | 2018-08-24 00:59 | 日常雑感 | Comments(2)
『シークレット・ガーデン』―日本版
a0054163_00362655.jpg
はい、改めまして。
画像は、クリエでの公演で、エントランスに設置されていたパネルから。
ポスターもあのディザインではなく、こういうのにしておけば良かったのに…と、未だに思ってしまいますが。

何度もつらつら書いていた様に、私にとっては思い入れのあり過ぎたこの作品。
10代の一時期は、毎日毎晩、BWオリジナル・キャストのCDをBGM代わりに、または夜の子守歌(?)代わりに繰り返し繰り返し聴いていたので、歌詞もスコアも体に染み込んでしまっています。
その作品を日本キャストで、日本語歌詞で、日本で…というので、期待よりは不安の方がずっと大きかった本公演。
結果から言えば、1回目@クリエ:んー…悪くはないけれど、何か違和感がある…でも、メアリーは思っていたよりずっと良くて歌える。
2回目@クリエ:あれ、公演重ねたらブラッシュアップして、良くなってきている?
3回目@兵庫芸術文化センター:あぁ、今日観て良かった。良い舞台だ。日本で公演してくれてありがとう。
という感じでした。
製作チームはほぼそのままに、オリジナル版とは演出は変わりましたが(舞台装置や衣装も)、演出家は一昨年、NYのリンカーンセンター(恵イヴリー・フィッシャー・ホール)のコンサート版と同じ演出家・スタフォード・アリマです。
それもあってか、作品世界が壊されてしまう…ということにならずに済みました。


→Read more!
[PR]
# by bongsenxanh | 2018-07-31 01:12 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(0)
『シークレット・ガーデン』―日本版 前説
a0054163_01024229.jpg

去年のちょうど今頃、「日本でついに、まさかの、この作品が上演されるそうだ?!」と大騒ぎしていた『シークレット・ガーデン』
結局、東京はシアター・クリエで2回(6月に1回、7月に1回)、そして地方公演の兵庫公演で全楽に1回、計3回も観ることになりました。
3回も観ることになったのは日本公演がものすごく気に入って…ということではなく(すみません、ポジティヴな動機でなくて)、クリエで2回観た際に、2回とも同じだったコリン役の子役の男の子があまりに学芸会演技過ぎて残念だったのと、Wキャストで演じているもう一人の子の方が演技が繊細で良いという評判だったので、コリンの子役をコンプリートしないことには終われない…と、急遽兵庫まで追いかけて行ったためでした。
この作品の主役・メアリー役の子役ちゃんはクリエでWキャストの両方とも観られてコンプリートしていましたので、兵庫まで行く必然性は本当にコリン役ただ一人のためだけに、でした。
やはりこの作品では、子役がものすごく重要。
にも関わらず、日本版では画像を貼った様に、とても残念なポスター&残念なパブリシティになってしまっていましたが。
作品の出来としては悪くなかったと思います(こういう言い方なのも申し訳ないけれど)
あぁ、かえすがえすも作品世界をぶち壊しにするこの残念ポスター…いや、もう言うまい。
こういうポスターにしないと集客を望めないのが、今の日本ミュージカル・ビジネスの現状なのだから。

[PR]
# by bongsenxanh | 2018-07-29 01:00 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(0)
うたき
a0054163_23290386.jpg
今回の沖縄で、私が必ず訪れたかった場所がここ。
否、ここを訪れるために、今回沖縄に行ったと言うのが正しい。
2年前初めて沖縄を訪れた時、首里城でお客さん待ちをしていたタクシーのおじちゃんに「斎場御嶽に行くといいよー」と言われ。
また、ふらりと入った居酒屋の沖縄娘の店員さんにも「斎場御嶽、いいですよぉ~」と薦められ。
そして、前回のトピックでも書いた様に、去年災厄続きだった私には、どうしても訪れたい場所になっていて。

台風7号接近中の中、ここへ行きたいのだと言った私に、レンタカー屋のお兄さんは「お客さん、パワー欲しいんすかぁ?」と言った。
そうなんです。欲しいんです。
と、力を込めて私は答えた。

a0054163_23481076.jpg
御嶽は三方を囲まれた場所で(斎場御嶽は岩で四方を囲まれている形に近い)、その囲まれた一角からはこんな風にエメラルドグリーンの琉球らしい海が臨める。
自然から力をもらうには、そしてその自然の中に存在する何かに対して祈りを捧げるには最高の場所だ。

a0054163_23482375.jpg
斎場御嶽を囲んでいる岩の天井を見上げると、こんな風に立ちはだかる岩の壁と生い茂った草木の間から、空と光が降って来る。
例えようもなく神秘的で、神聖で、それこそ天から崇高な力が降り注いでくるように感じられる。
ここが御嶽とされたことを身を以って感じられる。

a0054163_23483147.jpg
御嶽の中から、岩がお互いを支え合うように重なっている入口を振り返る。
斎場御嶽に常駐しているガイドの人が他のお客さん達に対して、スマホカメラの液晶をかざして、あの三角になっている上方に青い光が見えると良い兆しなのだと説明しているのが聞こえた。
青い光が見えないとしたら、心が清らかでないのだとか何とか。

しばらく、観光客のグループがいたりしてがやがやしていたけれど、静かになるのを待って、ただただここに佇んでいたら、いつの間にか私一人で御嶽の中にいる時間が生まれていた。
心を落ち着けて、目を閉じて手を合わせ、海に、岩に、香炉の置かれている一隅に、祈る。
ただ、静かに祈る。
気持ちが安らぐ時間だった。

a0054163_00170368.jpg
御嶽の敷地内は、人の手が入って管理がされつつ、こんな風に草木が茂って自然に溢れている。
空気の密度がとても濃い。
私が御嶽の入口に足を踏み入れた時から、ここを出るまでずっと、私のそばをクロアゲハがひらひらひらひら舞っていた。
写真を撮ろうとしてカメラを向けると、ふいっとどこかへ行ってしまう。
あきらめてカメラを仕舞うと、またどこからともなく現れて、ひらひらする。
これも何かのご縁だったのだと思う。

a0054163_23503784.jpg
御嶽を出て少し歩いたところにある、農園が営んでいるパーラーで完熟アップルマンゴーがたっぷり入った白くまを頂いた。
じっとりと蒸し暑い中で、これ以上のご馳走はないというくらい、美味しかった。
白くまの向こうには、人が歩いてくる坂の向こうにエメラルドグリーンの海が見える。
写真を撮ろうとしてもたもたしていたら、あっと言う間にかき氷が溶けて、白くまの顔が崩れ落ちてしまった。

斎場御嶽のある南城市から、またレンタカーを運転して那覇市内に戻り、車を返す前にガソリンスタンドに寄った。
ガソリンを入れてもらっていたら、スタンドの若いお兄ちゃんが窓越しに「お客さん、観光ですか?」と尋ねて来た。
そうです、と答えると、「焼けないんですか?すごく白いですけど、本州の人はみんなそんなに白いんですか?」と真顔で訊いて来た。
この日、私はノースリーブで少し胸元も開いたカーキ色のワンピースを着ていた。
二の腕が丸出しになっていたから、尚更そういう風に見えたのだろう。
いえ、今日は屋外を歩いていましたし、これでも少しは焼けているんですよ、と答えながら何だか可笑しくなった。
サイゴンに住んでいた頃、よくこんな風に「白い、白い、どうしておまえは日焼けをしないのだ?」と地元の人たちから問い質されたな、と思い出したのだ。
琉球は、やはり東南アジアに近い南国なのだなぁ、と。

[PR]
# by bongsenxanh | 2018-07-17 00:34 | | Comments(0)
ニライ・カナイ
a0054163_00463899.jpg
こちらをずっとお留守にしておりましたが、こういうところに行っておりました。
ちょうど先週末(もう先々週末?)、6月最後に、1泊2日の弾丸日程で。
あの大被害と大雨をもたらした台風7号がまさに沖縄本島に接近中の時に、ひゅんっと飛んで帰って来ました。
帰って来たら途端に処理しきれない仕事に追われて、家にまで持ち帰って夜中まで仕事していて、何も報告出来ませんでした、すみません。

そもそも、その沖縄の前にはロシア・ナショナル管弦楽団のロシア・チクルスを聴きに行き(ピアニスト反田さんでチャイコのピアノコンチェルト1番)、シアター・クリエで『シークレット・ガーデン』日本版を観に行き、そしてこの週末にはまた東京へ飛んで来日公演の『エビータ』(ラミン・カリムルーがチェ・ゲバラ役)を観て、更にもう一度『シークレット・ガーデン』を観るというバタバタ・スケジュールと言うか、節操のなさでした。
自分でももう少しスケジュール管理何とかしようと思っているところです。

ともあれ。
今回、沖縄へ飛んだのは、わかる人にはわかる御嶽を訪ねるためでした。
昨年、私は仕事でもプライベートでも、様々な災厄が降りかかって来て、友人知人いろんな人から「お祓いへ行け」と非常に古典的なことを言われていたのですが、自分でも流石に自分の力の及ばないところでおかしなことが起こり過ぎるのは敵わない…と思っていたところで。
ただ、私は成人式も厄年のご祈祷も何一つまともにやっていないので(そもそも女性の厄年が何歳なのかさえ知らない)、そんな女が今更神頼みするのもおかしなものだろう…と思って、それならいっそ、アニミズム信仰に近い、自然の中に祈りの場がある沖縄が似つかわしいのではないか、と。
一昨年、昨年と訪れることが出来なかった御嶽を訪ねてみることにしたのでした。

台風接近中で、土砂降りの中あそこへ行っても…と沖縄の人たちにも案じられたけれど、私が行った時にはなぜかぴたりと雨は止み、薄っすら陽まで射してきて、あぁ、私は来るべくしてここへ来たのかなぁ…なんてことまで感じられた素敵な場所でした。
詳しくは、また写真をupします。
『シークレット・ガーデン』のことも、『エビータ』のことも書きたいのだけどなぁ。
そもそも書きたくてずっとうずうずしている『無伴奏ソナタ』のことも書けていないなぁ。
仕事しないで純粋に自分のためだけにPCに向かっていられる時間がほしいです。

[PR]
# by bongsenxanh | 2018-07-09 01:00 | | Comments(2)




AX