さて、尾根の稜線に出て、あともう一息で山小屋、というところで目の前に立ちはだかったもの。
険しい岩に、クサリがちゃんと設けられている。 「これ、まだ、越えなきゃいけないの?」と、友人Kに確認して、 思わず私は「うっうっうっ...」と泣き真似。 それくらい、6時間近く登って来た後での、この岩場はキツく感じられた。 Kは「たったこれだけじゃ~ん!」と笑っていたけれど。 いや、そりゃ、海外の6,000m級の山にもばんばん登っているあなたにとっては、ね...。 いや、頑張って登るしかないのだ。 今晩はここに泊まる。 肩ノ小屋のすぐ裏手が北岳のピークになっている。 ミルク色のガスが巻いてきているのが、背後に見える。 小屋に泊まる人は20人程度だっただろうか。 女性は私達以外にもう1組、2人連れがいただけで、この中二階のようなスペース(写真手前にも写っているのと同じだけのスペースがあるので広い)を4人で使っていいと言う。 良かった。 目の前に屋根の傾斜があって、まさに屋根裏部屋という感じ。 手前でミノムシのようになって転がっているのはK。 山では、動ける時に動いて、休める時には休む。 お湯を入れるだけでOK!の優れもの。 炭水化物ばかりだけれど、山ではどんどんエネルギーを消費してカロリー不足になるので、これくらいは全然問題ないのだ。 これに加えて、Kが用意してくれたウインナーや、持参したスモークチーズ等も食べた。 カフェ・ラテなんかも。 私は自分ではバーナーを持っていないので、こうして山で火を沸かす瞬間が嬉しくて、最高に贅沢に感じる。 Kに感謝。
by bongsenxanh
| 2012-09-11 00:05
| -山
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by bongsenxanh
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