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こちらは、サイゴン上空から見た近郊地域とメコンの様子。
メコンの支流がうねうねくねくねして大地を這いながら、南シナ海に注いでゆく様子、わかるでしょうか。

さて、今回機内で観た映画ですが。
『脳内ポイズンベリー』『舟を編む』の2本のみ。
機内では、普段わざわざ映画館で観ることはない邦画を観ることが多いのですが。
『脳内ポイズンベリー』に関して言えば、本当は5月だったか6月だったかに映画館で公開している時に観るつもりだった映画で。
結局見逃してしまっていたので、今回「やったぁ!」と飛びつきました。
前から度々言っていますが、真木よう子さんが大好きなんです!
もし私が男だったら、絶対に押しかけてプロポーズするだろう、というくらい好きなんです。
(あ、私はストレートですよ)
で、その真木よう子さんは、想像していた以上にめっちゃめちゃ可愛かった!
もう、とろけそうに可愛かった!
今まで、こういうコミカルでキュートなコメディエンヌの役ってなかった気がする。
どちらかと言うと、つんと澄ましているクール・ビューティ系が多くて、「アタシに何か用?」とでも言いそうな表情をしていることが多くないですか?
でもそんなイメージを払拭して、ものすごくチャーミングでした。
なまじ、『そして父になる』のちょっと蓮っ葉な子だくさんの母親役や『運命の人』の一癖も二癖もある外務省事務官の役(嫌な女なんですよねー)を見てきた後なだけに、今更こんなに可愛らしい恋する独身30歳の役なんて考えてもみなかったです。
でも、全然違和感がなくて、素で演じている感じで良かった。
相手役の古川雄輝くんという役者さん、私はこの作品で初めて見たのですが、ものすご~く若くて"男の子"に見えたので、てっきり二十歳手前くらいの新人さんかと思ったら、27歳なんですね。
細長い目をした顔つきやひょろっとした体つきが、ちょっとヨシオに似た感じがして(遠目だとね、本当に似ていると思う)なんとなく親近感を持って見られましたが。
しかし、古川くんじゃなくても、真木よう子さんにあんな目をしてあんな表情で「ね、だから、ちょっとだけ試してみない?」なんて迫られたらくらっときて、とてもじゃないけど拒めないと思う。
他に脳内のポジティブ・石橋役の神木隆之介くんがすごく良かったなぁ。
あの天真爛漫で、でもどこか超越した石橋役がぴったりだった。
神木くんは子役の時からずっと見ていて、自分のことを「りゅう」とか呼んでいた子役時代に、「この子はいったい将来どうなっちゃうんだろう?よくいる子役俳優さんのように、その内消えて行っちゃうんだろうか。変な方向に行っちゃわなければいいけど」と、勝手に行く末を心配していたのですが、最近の活躍っぷりを見ているといい方向に成長したのかなぁ…と思って安心しています。
ただの若手イケメン俳優とは違って、お仕事もきちんと選んで、彼にしか出来ないような特異な役を演じられていることが多い印象だし(『SPEC』のニノマエ役とかも良かったの)。
あ、西島さんも吉田羊さんも良かったです。
衝動・ハトコ役の桜田ひよりちゃんは…ちょっと微妙なところだったかなー。
合っているところもあったけれど、子ども特有のきーきー甲高い叫び声が耳障りな台詞も結構あって。
もう少し台詞の発声の仕方、練習した方がいいと思う。
子役と言えどもプロフェッショナルだから。
ともあれ、真木よう子さんの新たな魅力を発見できた作品でした。
観られて良かった。

『舟を編む』はね、ま、ついでに。
松田龍平さんは良かったです。
彼も稀有の役者さんですね。
ああいう雰囲気や気配を出せる俳優さんは他にはいない。
宮崎あおいちゃんは…映画化が決まってキャストを聞いた時から、「かぐやは彼女の役じゃないよ」と思っていたけれど、やはり違いました。
どの作品のどの役で観ても、私が彼女を好いと思えないことを差し引いても、かぐやはフィットしていなさ過ぎました。
もう少し大人のしっとりした雰囲気を持った女優さんが良かったなぁ。
あ、黒木華ちゃんは良かったです。
この作品の華ちゃん、登場した瞬間が本当に不細工で(女優さんなのに!)、西岡役のオダジョに「面白い顔してんね」とかまで言われちゃってたけど、それが彼女の持ち味でもあるのよね。
話ついでに、オダジョも何だか今更…なチャラ男役だったけれど、意外にハマっていて良かったです。

『脳内ポイズンベリー』、もう一度観たいな。
脳内ポイズンベリー スタンダード・エディション(DVD1枚組)
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by bongsenxanh | 2015-10-18 01:04 |   -ヴィエトナム・サイゴン | Comments(0)


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