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受胎...
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これは、解説がほしいなぁ...と思った絵でした。その画風からおわかりになる方も多いと思います。Gustav Klimt(グスタフ・クリムト)の『HopeⅡ』(1907-8)と名づけられた作品。そのタイトル―希望―の割にはちょっと怖い絵なんです。描かれているのは身ごもった女性ですね。でもよ~く観ると...お腹から顔を見せている赤ちゃん(と思しき人頭)はかなりグロテスク。どくろのようにも観えます。決して新しい生命を寿ぐ...というような雰囲気ではないのです。クリムト、何があったんでしょう?愛人だったエミーリエを妊娠させてしまって困っていた...とかじゃないですよね?でも授乳に備えて大きくなったその乳房は溌剌とした艶めかしさで描かれていますし...クリムトも、本当に...芸術家ですねぇ。
by bongsenxanh | 2006-07-01 02:31 | 美術 | Comments(2)
Commented by ともきち at 2006-07-01 19:06 x
でもって。すみません、再び。

クリムトは
好きな人が多いけど、これまた私の大大大好きな画家。
デカダーーンでゴージャスで芸術で。
ああ・・眼福眼福。

うるさくてすみません。
Commented by bongsenxanh at 2006-07-01 23:20
いえいえ、いいんですいいんです☆
じゃんじゃん、どうぞ♪

クリムト好きな方、多いですよねー。
私はクリムトはちょっと怖いんですけど、近づくのが(笑)
あのデカダーーンな空気が、私が持っていないものなので(わはは)、近寄るとなんだかいけないことをしているかのような...そんな気分にさせられるのです。
あと、この人の世界ってすごくエロティックですよね。
それも、私にないものでして(うはは)。
これぞ芸術家!と思わせてくれる画家ですね、クリムトは。

目と心の栄養になったのでしたら、何よりです♪


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