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『シークレット・ガーデン』―日本版
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はい、改めまして。
画像は、クリエでの公演で、エントランスに設置されていたパネルから。
ポスターもあのディザインではなく、こういうのにしておけば良かったのに…と、未だに思ってしまいますが。

何度もつらつら書いていた様に、私にとっては思い入れのあり過ぎたこの作品。
10代の一時期は、毎日毎晩、BWオリジナル・キャストのCDをBGM代わりに、または夜の子守歌(?)代わりに繰り返し繰り返し聴いていたので、歌詞もスコアも体に染み込んでしまっています。
その作品を日本キャストで、日本語歌詞で、日本で…というので、期待よりは不安の方がずっと大きかった本公演。
結果から言えば、1回目@クリエ:んー…悪くはないけれど、何か違和感がある…でも、メアリーは思っていたよりずっと良くて歌える。
2回目@クリエ:あれ、公演重ねたらブラッシュアップして、良くなってきている?
3回目@兵庫芸術文化センター:あぁ、今日観て良かった。良い舞台だ。日本で公演してくれてありがとう。
という感じでした。
製作チームはほぼそのままに、オリジナル版とは演出は変わりましたが(舞台装置や衣装も)、演出家は一昨年、NYのリンカーンセンター(恵イヴリー・フィッシャー・ホール)のコンサート版と同じ演出家・スタフォード・アリマです。
それもあってか、作品世界が壊されてしまう…ということにならずに済みました。


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by bongsenxanh | 2018-07-31 01:12 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(0)
『シークレット・ガーデン』―日本版 前説
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去年のちょうど今頃、「日本でついに、まさかの、この作品が上演されるそうだ?!」と大騒ぎしていた『シークレット・ガーデン』
結局、東京はシアター・クリエで2回(6月に1回、7月に1回)、そして地方公演の兵庫公演で全楽に1回、計3回も観ることになりました。
3回も観ることになったのは日本公演がものすごく気に入って…ということではなく(すみません、ポジティヴな動機でなくて)、クリエで2回観た際に、2回とも同じだったコリン役の子役の男の子があまりに学芸会演技過ぎて残念だったのと、Wキャストで演じているもう一人の子の方が演技が繊細で良いという評判だったので、コリンの子役をコンプリートしないことには終われない…と、急遽兵庫まで追いかけて行ったためでした。
この作品の主役・メアリー役の子役ちゃんはクリエでWキャストの両方とも観られてコンプリートしていましたので、兵庫まで行く必然性は本当にコリン役ただ一人のためだけに、でした。
やはりこの作品では、子役がものすごく重要。
にも関わらず、日本版では画像を貼った様に、とても残念なポスター&残念なパブリシティになってしまっていましたが。
作品の出来としては悪くなかったと思います(こういう言い方なのも申し訳ないけれど)
あぁ、かえすがえすも作品世界をぶち壊しにするこの残念ポスター…いや、もう言うまい。
こういうポスターにしないと集客を望めないのが、今の日本ミュージカル・ビジネスの現状なのだから。

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by bongsenxanh | 2018-07-29 01:00 | 観劇レビュ 国内etc. | Comments(0)
うたき
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今回の沖縄で、私が必ず訪れたかった場所がここ。
否、ここを訪れるために、今回沖縄に行ったと言うのが正しい。
2年前初めて沖縄を訪れた時、首里城でお客さん待ちをしていたタクシーのおじちゃんに「斎場御嶽に行くといいよー」と言われ。
また、ふらりと入った居酒屋の沖縄娘の店員さんにも「斎場御嶽、いいですよぉ~」と薦められ。
そして、前回のトピックでも書いた様に、去年災厄続きだった私には、どうしても訪れたい場所になっていて。

台風7号接近中の中、ここへ行きたいのだと言った私に、レンタカー屋のお兄さんは「お客さん、パワー欲しいんすかぁ?」と言った。
そうなんです。欲しいんです。
と、力を込めて私は答えた。

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御嶽は三方を囲まれた場所で(斎場御嶽は岩で四方を囲まれている形に近い)、その囲まれた一角からはこんな風にエメラルドグリーンの琉球らしい海が臨める。
自然から力をもらうには、そしてその自然の中に存在する何かに対して祈りを捧げるには最高の場所だ。

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斎場御嶽を囲んでいる岩の天井を見上げると、こんな風に立ちはだかる岩の壁と生い茂った草木の間から、空と光が降って来る。
例えようもなく神秘的で、神聖で、それこそ天から崇高な力が降り注いでくるように感じられる。
ここが御嶽とされたことを身を以って感じられる。

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御嶽の中から、岩がお互いを支え合うように重なっている入口を振り返る。
斎場御嶽に常駐しているガイドの人が他のお客さん達に対して、スマホカメラの液晶をかざして、あの三角になっている上方に青い光が見えると良い兆しなのだと説明しているのが聞こえた。
青い光が見えないとしたら、心が清らかでないのだとか何とか。

しばらく、観光客のグループがいたりしてがやがやしていたけれど、静かになるのを待って、ただただここに佇んでいたら、いつの間にか私一人で御嶽の中にいる時間が生まれていた。
心を落ち着けて、目を閉じて手を合わせ、海に、岩に、香炉の置かれている一隅に、祈る。
ただ、静かに祈る。
気持ちが安らぐ時間だった。

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御嶽の敷地内は、人の手が入って管理がされつつ、こんな風に草木が茂って自然に溢れている。
空気の密度がとても濃い。
私が御嶽の入口に足を踏み入れた時から、ここを出るまでずっと、私のそばをクロアゲハがひらひらひらひら舞っていた。
写真を撮ろうとしてカメラを向けると、ふいっとどこかへ行ってしまう。
あきらめてカメラを仕舞うと、またどこからともなく現れて、ひらひらする。
これも何かのご縁だったのだと思う。

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御嶽を出て少し歩いたところにある、農園が営んでいるパーラーで完熟アップルマンゴーがたっぷり入った白くまを頂いた。
じっとりと蒸し暑い中で、これ以上のご馳走はないというくらい、美味しかった。
白くまの向こうには、人が歩いてくる坂の向こうにエメラルドグリーンの海が見える。
写真を撮ろうとしてもたもたしていたら、あっと言う間にかき氷が溶けて、白くまの顔が崩れ落ちてしまった。

斎場御嶽のある南城市から、またレンタカーを運転して那覇市内に戻り、車を返す前にガソリンスタンドに寄った。
ガソリンを入れてもらっていたら、スタンドの若いお兄ちゃんが窓越しに「お客さん、観光ですか?」と尋ねて来た。
そうです、と答えると、「焼けないんですか?すごく白いですけど、本州の人はみんなそんなに白いんですか?」と真顔で訊いて来た。
この日、私はノースリーブで少し胸元も開いたカーキ色のワンピースを着ていた。
二の腕が丸出しになっていたから、尚更そういう風に見えたのだろう。
いえ、今日は屋外を歩いていましたし、これでも少しは焼けているんですよ、と答えながら何だか可笑しくなった。
サイゴンに住んでいた頃、よくこんな風に「白い、白い、どうしておまえは日焼けをしないのだ?」と地元の人たちから問い質されたな、と思い出したのだ。
琉球は、やはり東南アジアに近い南国なのだなぁ、と。

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by bongsenxanh | 2018-07-17 00:34 | | Comments(0)
ニライ・カナイ
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こちらをずっとお留守にしておりましたが、こういうところに行っておりました。
ちょうど先週末(もう先々週末?)、6月最後に、1泊2日の弾丸日程で。
あの大被害と大雨をもたらした台風7号がまさに沖縄本島に接近中の時に、ひゅんっと飛んで帰って来ました。
帰って来たら途端に処理しきれない仕事に追われて、家にまで持ち帰って夜中まで仕事していて、何も報告出来ませんでした、すみません。

そもそも、その沖縄の前にはロシア・ナショナル管弦楽団のロシア・チクルスを聴きに行き(ピアニスト反田さんでチャイコのピアノコンチェルト1番)、シアター・クリエで『シークレット・ガーデン』日本版を観に行き、そしてこの週末にはまた東京へ飛んで来日公演の『エビータ』(ラミン・カリムルーがチェ・ゲバラ役)を観て、更にもう一度『シークレット・ガーデン』を観るというバタバタ・スケジュールと言うか、節操のなさでした。
自分でももう少しスケジュール管理何とかしようと思っているところです。

ともあれ。
今回、沖縄へ飛んだのは、わかる人にはわかる御嶽を訪ねるためでした。
昨年、私は仕事でもプライベートでも、様々な災厄が降りかかって来て、友人知人いろんな人から「お祓いへ行け」と非常に古典的なことを言われていたのですが、自分でも流石に自分の力の及ばないところでおかしなことが起こり過ぎるのは敵わない…と思っていたところで。
ただ、私は成人式も厄年のご祈祷も何一つまともにやっていないので(そもそも女性の厄年が何歳なのかさえ知らない)、そんな女が今更神頼みするのもおかしなものだろう…と思って、それならいっそ、アニミズム信仰に近い、自然の中に祈りの場がある沖縄が似つかわしいのではないか、と。
一昨年、昨年と訪れることが出来なかった御嶽を訪ねてみることにしたのでした。

台風接近中で、土砂降りの中あそこへ行っても…と沖縄の人たちにも案じられたけれど、私が行った時にはなぜかぴたりと雨は止み、薄っすら陽まで射してきて、あぁ、私は来るべくしてここへ来たのかなぁ…なんてことまで感じられた素敵な場所でした。
詳しくは、また写真をupします。
『シークレット・ガーデン』のことも、『エビータ』のことも書きたいのだけどなぁ。
そもそも書きたくてずっとうずうずしている『無伴奏ソナタ』のことも書けていないなぁ。
仕事しないで純粋に自分のためだけにPCに向かっていられる時間がほしいです。

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by bongsenxanh | 2018-07-09 01:00 | | Comments(2)




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